審査制のマチアプなのに、学歴も収入も大嘘の男性 その理由は「データを取ってまして…」

マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

小出真保

ものまね芸人こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。

復活した審査制のマッチングアプリでマッチングしサクサク会う日が決まった少し年下のメガネの男性。彼のプロフィールは【京大卒・年収3000万円】となっていました。結論からいうと、このプロフィールは嘘でした。これには彼なりの実験があったようですが…。やはりアプリはこういうことがある、会って確認するまでなにもわからないと思ったほうが無難なようです…。

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■体調不良

彼に会う日。少し早いランチ11時に待ち合わせ。向かう電車のなかで突然謎の腹痛に襲われました。しかもただの腹痛ではなく、もう歩けないほどでした。途中の駅で降りてトイレでうずくまる私。今日は人に会うなんて無理だ…ドタキャンということになる。

私のマッチング美学的にはありえない。マッチングアプリのキャンセル理由で1番多いのが「体調不良」これ、ほぼほぼ嘘。95%がめんどくさくなったが真実。本当に体調不良なのに。誤解されたらマッチングアプリのプロとしてのプライドが傷つく。しかし、どんどん具合が悪くなり「正直に伝えてリスケしてもらおう」と体調を崩したとLINEで伝えました。

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■病院近くのカフェで…

すぐに既読になり、疑う感じはいっさいなく気遣ってくれる返信が届きました。めちゃくちゃいい人…。このまま病院に行こうとしていると、彼はLINEを続けてきました。

「僕もそういうときあるのでお大事にしてください、あと、マッチングアプリだとこういうの嘘だと思われませんか?」。よくわかってるじゃぁないか。マッチングアプリあるあるだと話してくるあたり上級者? 私は一応病院に行きましたがただの空腹による謎の腹痛でなんと13時には治っていました。

改めて、彼に「今日はすみませんでした」と伝えると、「今、どこにいますか? よかったらそちらに行きます!」と、けっこう積極的。このままタイミングが合わなくて結果会わないというのもマッチングアプリあるあるだということを彼はわかっているのかもしれません。私も、まぁ会ってみるかという気分に変わり、結局14時くらいにカフェで会えることになりました。

こんなこともある。だから面白い。ですが、彼は私が思っていた優しい青年というより少し変わった青年でした。

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■データ対決

「まほさんには、今日会ったほうがいいなって思ったんですよね」。彼は病院近くのカフェに来てくれました。それは嬉しかったので、お礼を伝えました。「まほさんってマッチングアプリのコラム書いてますよね?」。バレてる…。あ、そうか、これ芸能人マークついてるマッチングアプリだから仕方ないんだった。すると、続く彼の言葉は意外なものでした。

「おもしろいなぁって思って、じつは…僕もデータを取ってまして」。キミ、”男性版こいで”ってことじゃん。彼は発表しはじめました。「まず、まほさんみたいにたくさんアプリをやるのではなく、主に写真とプロフィールでデータとってます。今の写真が1番マッチするとデータ取れました」「次は、プロフィールを変えます、年収を上げるとやはりいいねが増えますね。ただそれだけではそこまで来ませんので、学歴も高学歴にします、そうすると20代ともマッチします」。

自分のデータを淡々と話していました。彼のこのデータの取り方、私とは違う手法。私は写真やプロフィールをいじったりしない、13社アプリをやって男性をタイプ別に見ていた、これが私のスタイル。そしていつのまにか彼とディベート、データ対決していました。

彼「男もマッチングめっちゃします」

私「女性ほどではないと思います」

彼「そんなことないんですよ、年齢層でもデータ取ってまして、年上の女性はすぐ承認してくることがわかりました。しかも、年齢が上にいけばいくほどすぐマッチします、メッセージも続くのは年上女性です」


この彼の研究には納得してしまいました。わかります、年齢が上にいけばいくほど女性は焦っているはずだし、20代に比べたらいいね数も少ない、年下から申請来たら飛びつくようにメッセージしているということなのか…?

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■僕を、ゴミ箱に捨てないで!

ちょっと待てよ…。彼は「プロフィールも変えてみたり」って言っていたけど、じゃあ、この京大卒や年収うんぜんまんえんは…? 「これ違いますよ 僕、京大卒じゃないです」。それはダメだろ…。嘘でおびきよせてるってことになる。審査制のマッチングアプリだけど、やはり100%は信頼できない。本当にここがマッチングアプリの残念なところ。

「でも、年収はそれくらい見込めそうで…」と言い訳しようとしていたので、「それは違うんじゃない? テンション下がるわ」と私はハッキリ言ってしまいました。すると、彼は口調が変わり高い声でこう言いました。「ごめん、僕のこと捨てないで! まほさんたくさんの男性ゴミ箱に捨ててるでしょ?! お願い! 僕を、ゴミ箱に捨てないで!」。

どうした、急に。ゾッとしました。失礼ですが一気に「生理的に無理」というワードが出てきました。だってさっきまでデータ取ってる理数系のできる男みたいな感じだったのに「お願い、捨てないで」って…。しかも机をダンダンしている…。軽く鳥肌も立ってきました。その後は、軽く会話をしてこの日は解散となりました。

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■男性登録者の悲劇

私は家に帰り、以前マッチングアプリをしていた男友達が話していたことを思い出しました。高学歴高収入の男性でしたが、「全然マッチしないんだけど…」とふてくされていました。また、男性はすぐに制限がかかり有料に引きずり込まれるし、サクラや業者が多い。結果、3日で退会していました。

男女平等とは言われていますがマッチングアプリに関しては難しいのかもしれません。年齢や年収の残酷さ、見た目の評価、この世界では仕方ないことなのかもしれません。そして、マッチングアプリで最後にマッチしたのは…「LINE過多男」。マメだからいいってわけではないと嫌気がさして…続く!


こいでまほ

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。

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(文/Sirabee 編集部・こいで まほ

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