『ドラクエ2』リメイク、海底宝物庫で30年前のトラウマ思い出すプレイヤー続出 「強すぎる」と絶望の声も

リメイク版『ドラクエ2』で人間兵士に話しかけたら戦闘に突入。現れた敵の姿に「やはりお前か…」と絶望の声が上がっている。

国民的RPGと知られる『ドラゴンクエスト』シリーズの歴史は長い。そのため、近年の作品では過去作品のセルフオマージュと思われる演出も少なくない。

HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』(以下、『ドラクエ1&2』リメイク)でもそうした要素は健在で、多くのプレイヤーに「あの頃のトラウマ」を思い出させている。


画像をもっと見る

■『ドラクエ』の強敵あるある

『ドラクエ』シリーズにおける「あるある」とも呼べるのが、行動範囲が広がった直後に現れる強敵たち。これは船入手直後など、冒険者としてのレベルが上がったことを自覚し、思い上がる始めたプレイヤーたちに初心を思い出させてくれる、開発側のメッセージのようなものである。

例えば、来年2月にリメイク版がリリースされる『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』では、キャラクターたちが転職できる「ダーマ神殿」という施設が解放された直後に、いわゆる「山賊4人衆」と呼ばれる集団ボスと戦闘が可能。

これまでボス戦が発生しなかった現代世界での遭遇に加え、唐突に戦闘が始まることから、初見プレイでは油断して準備も整わないうちに戦闘に突入し、ボコボコにされたプレイヤーは数知れず。

そのため「初見殺し」や「みんなのトラウマ」として人気(?)のボスだが、じつは転職後に職業の熟練度をそれなりに上げ、戦法を変えれば意外とあっさり勝ててしまう。

これは恐らく「熟練度上げ」の重要性を身をもって教えさせる開発側のメッセージであり、『ドラクエ』ではこうした工夫が随所に見られるのだ。

関連記事:『ドラクエ1』リメイク、開始30分で現れる雑魚敵がトラウマになる冒険者続出 「二度と戦いたくない」と悲鳴も…

■海底宝物庫の兵士、話しかけると…

リメイク版『ドラクエ2』では、船による海上の冒険に加え、マーメイドハープというアイテムにより、船ごと海に潜って海中の探索が可能。冒険の幅がグッと広がったのだ。

そのため、当然ながら海中のイベントおよび、ダンジョンも追加されている。そして海中には「海底宝物庫」という名前の施設が存在するのだ。

海底宝物庫には貴重なアイテムの入った宝箱が存在し、中身を入手するには扉を守っている兵士を倒さなければならない。

海底宝物庫
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX

なお、兵士に話しかけると「我らは深海の宝の番人。この先へ進むならば排除する。それでも押し通るか?」といった具合に、戦うか否かをプレイヤーに尋ねてくる。

「いいえ」を選べば戦闘は発生しないため、かなり良心的な戦闘イベントと言える。しかし、ここで「はい」を選ぶと…。

海底宝物庫
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX

直前まで話していた相手は人間の兵士のグラフィックをしていたにも関わらず、機械兵士のキラーマシン、キラーマシン2、キラーマジンガらとの戦闘に突入してしまうのだ。

関連記事:『ドラクエ2』リメイク、沈没船と幽霊船を勘違いして詰むプレイヤー続出 気付かず挑み続ける勇者も…

■「マジンガ様」って何だ?

2回行動および強烈な単体・全体攻撃を繰り広げてくるキラーマシン2も脅威だが、恐ろしいのはキラーマジンガの存在。

攻撃力、守備力、素早さ、HPにおいて、ただでさえ恐ろしいキラーマシン2をさらに凌駕する、文字通りの「殺戮兵器」である。さらにこいつらは痛恨の一撃も放つため、1ターン目に先制されただけで「パーティが半壊」という事態も珍しくない。レベル次第では、全滅も余裕であり得るだろう。

じつはマーメイドハープ、海底宝物庫、キラーマジンガの3点セットは、1995年リリースの『ドラゴンクエストVI 幻の大地』にて初登場。冒険範囲が広がり、プレイヤーたちの気が大きくなってくる頃合いで、その自信を完膚なきまでに粉砕してくるのだ。

前出のようにキラーマジンガの戦闘スタイルは妨害行動などの補助行動を絡めない、純粋な力技のみ。真正面から、小細工なしで振るわれる圧倒的な暴力は多くのプレイヤーに信仰に似た畏怖を感じさせ、いつしか「マジンガ様」と呼ばれるようにさえなった。

海底宝物庫
© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX

そんなキラーマジンガ、いやマジンガ様がリメイク版『ドラクエ2』の海底宝物庫に現れた事実に対し、X上には「キラーマジンガの痛恨率、おかしいだろ」「キラーマジンガ…やはりお前か」「さすがにマジンガ様、強すぎん?」など、驚きと絶望の声が多数上がっていた。

『ドラクエ2』のラスボスは破壊神だが、ラスボス以上にこの二つ名がふさわしい存在と言えるかもしれない。


※このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。

関連記事:『ドラクエ7』リメイク、大人キーファの再加入に注目集まるも… 「公式がネタバレ」と賛否の声

■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。リメイク版『ドラクエ2』では、沈没船と幽霊船を勘違いして3日ほど詰み状態になっていた。

・合わせて読みたい→『ドラクエ1』リメイク、開始30分で現れる雑魚敵がトラウマになる冒険者続出 「二度と戦いたくない」と悲鳴も…

(文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

【Amazonセール情報】ココからチェック!