那覇空港、男女共用の授乳室が「女性のための空間では?」と物議 運営会社に「男性も入れる」理由を聞いた

那覇空港の授乳室ドアにある「男女共用」という表記に「とても不安」と、疑問の声が続出。取材に対し、運営会社は「父親や男性介助者への配慮」と説明する。

2025/12/15 10:30

那覇空港の授乳室
画像提供:那覇空港ビルディング

「多様性」や「男女共用」という考え方はプラスに働くこともあれば、マイナスに作用することもある。

X上では、とある空港の授乳室ドアに表示された「男女共用」をめぐり、議論が起こっていたのをご存知だろうか。


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■「男女共用」の授乳室に疑問

ことの発端は11月25日、参政党島根県第2支部長・倉井克幸氏が投稿したポスト。

「那覇空港にて『男女共用の授乳室』」という書き出しから始まる投稿には、「皆様のご理解を、ってあるけど、僕の理解は追いつかない。この男女とは、乳を与える側でなく、与えられる側のことを指しているのだろうか? 『多様性』という言葉が、世の中の秩序を破壊し得るということを頭の片隅に覚えておきたい」と、疑問が綴られていたのだ。

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■実態はベビー休憩室?

当該のポストは瞬く間に話題となり、「男性が入って良い場所ではないと思う」「女性のための空間では?」「授乳中も、異性に気を遣わないといけないなんて…」「本当に意味が分からない」など、疑問の声が相次いでいた。

なお、ドアには「授乳室」と表記されているが、那覇空港の公式サイトを確認すると、「室内にはオムツ交換台、洗面台、給湯設備が備えてあり、男女兼用で使用することができます」との説明が確認できる。

那覇空港の授乳室
画像提供:那覇空港ビルディング

確かに写真を見ると、室内の設備は「授乳室」というよりは「ベビー休憩室」のように感じられるし、その奥には個室の授乳室が確認できた。しかし個室を遮るのはカーテンのみで、こちらに対する指摘や疑問の声も少なからず上がっていた。

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■空港は「利用者からのニーズがあった」と説明

当該の「授乳室」の詳細について、同空港を運営する「那覇空港ビルディング」に話を聞いてみる。

入り口ドアの「男女共用」表示について、担当者は「手前にある調乳、おむつ替えスペースが男女共用であることを示しています。なお、奥の授乳専用個室は女性専用となっております」「このような構成とした背景には、父親や男性介助者から調乳やおむつ替えの利用に関するご要望が増えてきたことがあります。こうしたニーズにお応えするため、共用スペースを設けております」と、説明。

続いて、「今回頂きましたお客様のご意見にありますように、男女共用による女性の授乳時の不安や違和感にも配慮する必要がございますので、授乳専用個室への立ち入りは女性のみであることを示す床シートの設置やご利用案内の見直し等、お客様が安心してご利用できる授乳室を目指し、取り組んでまいります」と、今後の取り組みについて語ってくれた。

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