江本孟紀氏、高校野球の“7イニング制”導入議論に憤慨 「発想自体おかしい」「もうやめたら?」
江本孟紀氏が高野連が検討する7イニング制に「時代遅れの議論」「もうやめたらどうか」と怒りを爆発させた。
■7回制議論に江本氏が…
江本氏は高野連が高校野球の7回制を検討していることについて、「そんなことを考えるならもうやめたらどうかと思ってしまう」と厳しい意見をぶつける。
また、自身がタイ代表チームの総監督を務めていたことに言及し、「暑い国では野球は流行らない。暑い日本ももう、やめたらどうか」と繰り返した。
■「強い選手を育成するべき」
さらに江本氏は「プロ野球は先発完投が主流になりつつある」と力説し、高校野球の7回制は「時代遅れの議論」と指摘する。
「高校生は毎日試合じゃなく年間のほとんどが練習で、試合はわずかしかない。その試合で頑張れる選手をどうやって作るか。流行りの科学トレーニングやウェイトトレーニングだのってね、あれは何のためにやっているんですか? 7イニングしか投げられないピッチャーを作るためじゃないでしょう」とバッサリ。
その後も「9回を耐えられる強い選手を育成するトレーニング方法を研究するべき。そっちのほうが先」と提言した。
■「やってはいけない」と怒り
7回制については「(イニングを)なくすことばかり考えていたら、野球はそのうちなくなりますよ。7回も、これからもっと暑くなりそうなんで、じゃあ5回にしましょう、3回にしましょうと言い出す可能性がある。そんな馬鹿な話はない」と持論を展開。
「9回を7回にする発想自体がおかしい。大会の運営の問題というなら、それは甲子園をやめるのかという話になる。夕方に回す、1日空けるなど工夫すればいい。本来、野球の試合形式を変えるなんてことはやってはいけません」と反対した。
■2028年から導入の可能性も…
7回制については反対を表明するプロ野球関係者が多くなっているが、高野連は検討を進めており、2028年から導入される可能性もあるようだ。
この議論は年々異常になっている「熱さ」への対策がおもな要因とみられるが、7回制になったからといって必ずしも試合が短縮されるわけではない。乱打戦などになれば、9回制と同じ時間がかかることも予想される。
現状、反対する選手や関係者が多い7回制。「本当に熱さ対策に有効なのか」も含めて、考える必要がありそうだ。





