51年前のシャープ製うどん自販機が発見され話題 シャープ広報は「80年代に終息した事業」と語る
今から半世紀以上前に製造されたシャープのうどん自販機が話題に。自販機製造の歴史についてシャープは「80年代には終息した模様」と、振り返る。
「自動販売機」と聞くと、多くの人が飲み物を連想するだろう。しかし現代だけでなく、じつは昔から飲み物以外の商品を販売する自販機は存在したのだ。
X上では、突如発掘された半世紀前の自販機が「意外なメーカー製だった」という事実に、注目が集まっている。
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■51年前の自販機、見つかる

今回注目したいのは、昭和時代の自販機の「レストア作業」を行うXユーザーのK·YOSHIKIさんが投稿したポスト。
当該のポストには「NOODLE SHOP」と表記された、かなり年季が入った自販機の写真が添えられている。
幻とされていた1974年発表の初期型シャープ製うどん自販機。
その実機がついに見つかりました!
部品取りも見つかり順次稼働に向けたレストア作業を開始します。 pic.twitter.com/4Mss2jXlPm— K·YOSHIKI (@AE86_GTS) November 11, 2025
そして本文には、「幻とされていた1974年発表の初期型シャープ製うどん自販機。その実機がついに見つかりました! 部品取りも見つかり、順次稼働に向けたレストア作業を開始します」と、衝撃的な内容が綴られていたのだった。
1974年(昭和49年)と言えば、今から51年前。つまり当該の自販機は、半世紀以上前に作られた代物である可能性があるのだ。
■まさかのシャープ製うどん自販機

こちらの投稿は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「シャープのうどん自販機なんてあったんだ…」「これはとんでもない発見」「懐かしい自販機ですね」といった驚きの声が続出。さらに、シャープ公式Xアカウントも「すご!!」と、驚きの声を上げていたのだ。
すご!!
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) November 12, 2025
自販機を発見した経緯について、ポスト投稿主・K·YOSHIKIさんは「長年お世話になっている業者さんが発見し、提供して頂きました」と振り返る。
実際に目にした際の感動はもはや「衝撃」の一言だったそうで、「カタログなどでしか見たことがなく、2000年代には完全に絶滅してしまった自販機でした。どこかに残っていることを信じ続けて数年間…ある日の朝、見つかったという連絡を頂いた瞬間は、ただただ驚きで実感がありませんでした」と、その喜びを語ってくれた。

レストアの展望については「全て分解し修理を行い、なるべくオリジナル状態に重点を置きつつ、稼働に向けた修理を考えています。部品取りになる同型の自販機も見つかり、長期での稼働が可能になるのではないかと思っています」とのこと。
■シャープが過去に作っていた自販機
「シャープがうどんの自販機を作っていた」という事実にも驚きだが、そもそも「シャープが自販機を作っていた」という点に驚きを感じた人も少なくないだろう。
そこで今回は、シャープ広報に「自販機製造」の歴史について話を聞いてみることに。
すると、今回話題となった自販機は「SV-800M」という名称であると判明。

今回発見されたのは「生めん調理自動販売機」だが、当時のプレスリリースを見ると、肉まん、ハンバーガー、米飯弁当、餃子などのメニューを購入できる「電子レンジ内蔵自動販売機 クッキング ベンダー」というタイプも存在していたと分かった。

その後もシャープでは、上記メニューに加えてピラフ類、焼きそばなどが楽しめる「冷蔵食品調理自動販売機」や、「スナックめん自動販売機」など、個性豊かな自販機を製造している。




