ゲーム史上“最弱の主人公”はなぜ誕生した? 『スペランカー』開発者の意図に有吉弘行も「なるほど」
『有吉ぃぃeeeee!』でテレビゲーム最弱の主人公を採用した名作「スペランカー」の裏話を公開。幼少期に親しんだ有吉弘行らは納得、視聴者からも「意図が知れて良き」と好評で…。

7日放送『有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?』(テレビ東京系)で、視聴者らの人生でハマったゲーム「101~300位」を発表。お笑い芸人・有吉弘行らも幼少期にプレイした「あのゲーム」の裏話が明かされ、ゲームファンの大きな反響を呼んでいる。
■234位に選ばれたのは…
同番組は、有吉とお笑いコンビ・タカアンドトシ、アンガールズの田中卓志らが話題のeスポーツに挑んでいくゲームバラエティ。
今回は「推しゲーDEEP番付」と題し、以前同番組内で100位までを公開した、昭和・平成・令和の3,000人のゲーマーが「これまでに夢中になったゲーム」を投票しランキングづけした「推しゲー番付2025」の101~300位を発表する流れに。
ここ数年の大ヒットゲームや過去の名作ゲームが名を連ねるなか、234位に選ばれたのがファミリーコンピュータ(ファミコン)用ソフトとして1985年に発売された横スクロールアクションゲーム『スペランカー』だった。
■史上最弱の主人公
『スペランカー』は、行く手を阻む敵を避けつつ、洞窟内を探索するゲームだが、最大の敵は段差。僅かな段差に落ちるだけ、飛び降りるだけで死亡扱いとなるため、「史上最弱の主人公」と評されている。
有吉も「むずいよね。いまだにすぐ死ぬ例えで出るもんな」と吐露、タカトシ・トシも「もう40年前なんすね」と時代の流れを感じ懐かしむ。ゲームプレイ動画を観ていた、同作を知らない俳優・本郷奏多やアイドルグループ・日向坂46の小坂菜緒らは、「これでダメなんですか?」「嘘でしょ」「なんで?」と驚きの声を漏らした。
■開発者の意図は…
ここでゲーム雑誌『週刊ファミ通』編集長・嵯峨寛子氏が口を開く。
「この(開発者の)ティム・マーティンさんっていう人が、実際にその…使われてない鉱山に行くのが趣味だったことがあるそうでして。その『些細なことも危険』だっていう実体験が反映されているそうです」と解説。最弱主人公の裏話に有吉らは「へぇー」「なるほど」と唸る。
その後、小坂が実際にプレイしたが段差への油断から30秒ほどでゲームオーバーとなり、最弱主人公のゆえんを実感していた。
■開発秘話に反響
最弱主人公の誕生に、開発者の「些細なことも危険」との実体験が活かされていると明かされた今回。視聴者からは「スペランカーの制作秘話を令和の時代に知ることができようとは(笑)」「スペランカーの理不尽さの裏にある制作者の意図が知れて良き」「スペランカーの裏話初めて聞いた! 鉱山は段差危ないもんな」と驚きと感激の声が溢れている。
筆者の幼少期、ファミコン全盛期にはいまでは考えられない高難度で理不尽なゲームが横行していた。そのなかでも『スペランカー』はコントローラーを投げ捨てたくなるほど、クリアが難しかったと記憶している。
「段差で死ぬ」というプレイヤー泣かせの本作は、いまでもさまざまな分野でイジられるミームとして若者にも認知されているようだ。良い意味でプレイヤーに優しいゲームだらけの昨今だからこそ、あえて『スペランカー』でゲームの、洞窟探検の厳しさを実感するのもいいかもしれない。
・合わせて読みたい→有吉弘行がこれまでに“ハマったゲーム”ベスト3を発表 「王道すぎる」と話題に
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)




