右折が日本一複雑な交差点、標識の指示にギョッとした 「Uターンして左折」が正解と判明
長野県某所にて、右折するために「トンネルを通過してUターン」が必要な道路を発見。現地の様子に、「直で右折は危険」と、納得の声が上がった。
運転における「右折の手順」と言えば、30mほど手前から右ウインカーを出して中央線に寄せて…というのがセオリー。
しかしX上では、こうした右折の常識が全く通用しない「驚きの道路」が話題となっていたのをご存知だろうか。
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■右折のための手順、謎すぎる
ことの発端は、福島県の大学生・たかさんが投稿したポスト。
当該のポストにはトンネル入り口に設置された青看板の写真が添えられ、本文には「右折するには交差点の先のトンネルを出た後にUターンが必要」と、思わず首を傾げてしまう内容が綴られている。
https://twitter.com/Michinokunotaka/status/1954742817244455056
しかし看板を見ると、そこには確かに「右折禁止」「トンネルを通過後、Uターンして左折するように」という指示が記されていたのだった。
■「複雑すぎるだろ」とツッコミ相次ぐ

「右折をするためにトンネルを通過し、Uターンして左折する」という謎の手順は注目を集め、Xユーザーからは「複雑すぎでしょ」「信号があるんだから、曲がれるはずでは…?」「なかなか難易度の高い右折路だ」「この看板を見たときは、目を疑ったな」「すごいトリッキーだ」など、驚きの声が多数寄せられている。

こちらの写真が撮影されたのは、長野県松本市安曇・国道158号の「木賊(とくさ)トンネル」付近。興味を惹かれてGoogleマップで現地の様子を確認した人も多く、そうした人からは納得の声が上がっていた。

…というのもこちらの交差点、ちょうど2つのトンネルの出口と入口の狭間に存在しており、右方向からも車がやって来る道なのだ。そのため右折が非常に危険。かと言って右折のタイミングを慎重に伺っていると、トンネル内に渋滞ができてしまう。

そのため、変な話だが「トンネルをもう1つ通過してUターンし、左折する」というのが、右折の近道となっているのだろう。
■現地には「信号付きの立派なUターン箇所」が
右折に複雑な手順が必要となった経緯について、長野県「松本建設事務所」に詳しい話を聞いてみたが、残念ながら事務所からの回答は得られなかった。
なお、現地の様子を見たポスト投稿主・たかさんは「2つ目のトンネル出口に別の案内標識が立っており、信号付きの立派なUターン箇所が設置されていたのには驚きました」とも振り返っている。
初めての土地をドライブする際は、右折や左折のお作法にも気をつけたい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




