マチアプで知り合い、感動的な言葉をくれた韓国人の彼 2年ぶりの連絡では感動はゼロ

マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

小出真保

ものまね芸人こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。

数年前に会ったカジュアル男性たち(カラダ目的の男性たち)は再び連絡してくることが多い。今回の韓国人男性も。彼は、私が自分のことを覚えていないと思っていて…。

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■ 50分の大遅刻

2年ぶりに来たLINEは「俺のこと、覚えてないでしょ?」からスタートしていました。私が忘れるわけないじゃないか。マッチングアプリノートは3冊あって常にデータとして見ることができる。「いや、覚えてるなんて嘘だねw」彼は信じてくれない。だって忘れないのはデータがあるだけじゃなくて、嬉しかったから。私はあの時、あなたの言葉に救われたから…。

マッチングアプリで200人以上と会っていると、ふと「私、なにやってるんだろう…? なにも意味ないんじゃないか…?」と迷いが訪れる日もありました。そんな私なのに「かっこいい」と言ってくれる人がカジュアルなマッチングアプリで現れたのです。それがこの彼でした。

彼とのメッセージのやりとりは軽快で、サクサクと会う日程が決定。ですが当日、彼は50分の大遅刻をしてきました。「すみません、あと10分」「ほんとすみません、あと15分」など一応LINEは来ていたので待ってみることにしましたが、ありえない。遅刻したとしても5分まで、50分なんて完全アウト、オーディションだったらどうするわけ? と渋谷の西武百貨店でブツブツ文句言いながら時間を潰していました。

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■ナンパのほうがよくない?

涼しい顔で到着した彼に「遅いよ、ありえないからね50分なんて」と説教しましたが、すごく申し訳なさそうな顔をしていたのと、妙に明るい人なので許し、渋谷で飲むことになりました。「かわいい子と会えて嬉しい♡」とテーブルに肘をついて話している。やはりこういったことには慣れている様子。

ですが「アプリはやめた」という意外な発言が飛び出しました。「なんかいいものじゃなくない?」という彼に理由を聞くと、「ナンパでよくない? 見えない人に話しかけてるのが無駄、ほんとにいいと思ったら俺、今までもナンパしてきたし」。なるほど! 私はずっとカジュアルマッチングアプリはガチャガチャでまるでゲームだと思っていましたが、もうひとつあった、これはナンパだったのか。たしかに写真を見ていいねを送る、ただただひたすら送る、これ、ナンパだ。

そしてデート中、マネージャーさんから電話が。彼に断り、少し離れて話していましたが内容が、”ネタ見せ”とか”収録”などで声が聞こえていたのでしょう。電話を終えて席に戻ると彼から「まほさんのこと、わかったー」と正体がバレていました。この彼はバレたほうが楽でした、特にグイグイ聞いてもこないので逆に「マッチングアプリで1日6人と会ったりしてる、昔はこういうの嫌いだった、なにか自分を変えたかったのかも」と自ら深く話していました。するとここで、私にとって響く嬉しいことを言ってくれたのです。

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■尊敬するけどな

彼は話半分で聞いている感じでしたが、私の行動について「今までと違うことをするって怖いことだから凄いと思う」「自分を180度変えようとするのって普通できないよ、だからかっこいいと思うし尊敬するけどな」。こんなふうに言ってくれたのです。私はマッチングアプリは楽しいと言いながらも婚活を真面目にしていないのはどうなんだろう…とつねに引っかかっていたので、行動自体を認めてくれるなんて…感動しました。

そしてお会計でも感動の嵐。お財布を出そうとしていると「女性からは一銭ももらえない、そういうのやめてください、俺、昭和の男なんす。先輩から教えてもらってきたし」。実際は平成生まれの彼だけど、ちょっとかっこいい…。素直に嬉しい。しかし帰り際、やっぱり結局カジュアル展開かい! ということがありました。

「このあと、空いてますか? ホテル行きませんか?」だいぶナチュラルに言ってきて、思わず「はい」と返しそうになりましたが、さっきまでの感動が泡のように消えそうなので、これは聞かなかったことにさせてもらいました。そしてこのまま彼とは解散ということとなりました。

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■なんにも覚えてないw

そこから2年後。やっぱりカジュアル男性だからか「俺のこと、覚えていないでしょ?」と戻ってきた。覚えてると言っても信じない彼に「渋谷でご飯食べた韓国の子でしょ」と送ると、彼は「参りました」と土下座のスタンプ。そして「久しぶりに会いたいなと思いまして! 三連休なにしてますか?」ときました。

彼、まだすごくカジュアル続けているっぽい。いきなり連絡してきて、会いたいってそんなことあるのだろうか。またその目的だと疑ってしまいますが、改めて私は当時の話をし、御礼を伝えました。「あのとき、認めてくれて背中押してくれて嬉しかった」。すると彼は「え、なんだっけ? なんにも覚えてないw」。まぁ…そういうもんです。「忙しいのは承知ですけど、飯行きませんか?」と、感動話は即終了。

人は自分が見たいようにしか見ない。この彼は口説くために言ったのかもしれないし、本当になにも考えていなかったかもしれない。言われたほうはよく覚えていても、そんなもんなんだろう。それでいい。私が嬉しかったのは事実だし、感謝しているのも本当の気持ちだから。自分を大切にして生きていると、ラスボスも戻ってくる。そう、それは…元カレ。続く!


こいでまほ

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。

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(文/Sirabee 編集部・こいで まほ

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