辻発彦氏、ゴールデングラブ賞の“選考基準”に疑問 「他チームの選手見てないケースある」
12日に発表されたゴールデン・グラブ賞受賞者。辻発彦氏は「セカンドは滝澤が獲るのかなと思った」と言い…。
■ゴールデン・グラブ賞の選考基準
守備の名手に贈られる同賞。「投手は規定投球回数以上投球していること、又はチーム試合数の1/3以上登板していること」「捕手はチーム試合数の1/2以上捕手として出場していること」「内野手はチーム試合数の1/2以上1ポジションの守備についていること」「外野手はチーム試合数の1/2以上外野手として出場していること」が選考基準に。
選考基準に達した選手の中から、新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当記者として5年以上にわたり現場での取材を主に担当している記者が投票で選ぶ。
■記者投票の課題「他チーム見てない」
今季の同賞受賞者が発表されたこの日。辻氏は「ちょっと分からないよね。選考基準っていうのがさ」と選考基準の曖昧さに触れる。
「記者なんかは各チームの担当であって、全然他のチームの選手を見てないケースも多々あるわけだから」(辻氏)。
打撃と違い、守備の貢献度はデータでは測れない部分があるとし「守備はそれ(データ)以上のものがあるからね。1点を防いだプレーとかさ。記者さんの投票する方は、しっかりとそれを年間通して見てもらって判断してくれないといけないと思う」と述べた。
■「セカンドは滝澤が獲るのかなと」
パ・リーグの2塁手部門では、福岡ソフトバンクホークスの牧原大成が初受賞 。西武の守備の達人・滝澤夏央は2位だった。
辻氏は「セカンドは滝澤が獲るのかなと思った」と言い、「源田(壮亮)が出てこれなくてショートが多かったんで、セカンドの試合がちょっと少なかったこともあるかもしんないけど。そうなったら両方やってんだから、足しちゃっていいじゃないのと思ったりするけども」とコメントした。
辻氏の言う通り、他球団の選手を年間通して見られない記者の投票には限界があると筆者も感じる。選考委員にOBや守備コーチなどの専門家を加えるなど、評価の公平性と専門性を高める工夫が必要だろう。





