埼玉・ローソン浦和店、強気すぎる名前に注目集まる 県内で「一番歴史が長い」店舗と判明
埼玉県さいたま市にある「ローソン浦和店」の名前が「雑すぎる」と話題に。取材に対しローソンは「1977年にオープンした店舗」と説明する。
■「ローソン浦和店」は雑な名前?
ことの発端は、日本のコンビニエンスストアの一覧と解説を記載しているサイト「コンビニ名鑑」の管理人が投稿したポスト。
雑すぎる店名
「ローソン浦和店」 pic.twitter.com/Ppl2rL2aCJ— コンビニ名鑑 管理人室 (@konbinimeikan) November 2, 2025
当該のポストには「雑すぎる店名『ローソン浦和店』」とだけ書かれており、添えられた写真を見ると、そこには雑居ビルの1階に店を構えるローソンの姿が確認できる。

そしてドアには「ローソン浦和店」と書かれていたのだ。こちらのポストを受け、Xユーザーの意見は真っ二つに分かれることに。
一方は、恐らく浦和に馴染みがない人々の意見で「何が雑なのだろうか」「どの辺りが雑なのか、よく分からなかった…」「別に浦和にあるローソンなんだから、普通では?」など、「このポストで何を言いたいのか分からない」という疑問の声。
そして、もう一方は「ローソン新宿店、みたいな話よな」「こんなに店が増えると想定してなかったんだろうな」といった具合に、「浦和」という街の規模を理解している人物からの納得の声である。
浦和駅西口・仲町1丁目裏門通り沿いの店舗です。言われてみれば、気付かなかった。。 https://t.co/KZQGTZhFYI
— URAWA LABO(浦和ラボ) (@URAWA_LABO) November 3, 2025
なお、浦和に関する情報を多数発信し、浦和住民の相棒的存在である「URAWA LABO(浦和ラボ)」も「言われてみれば、気付かなかった」と、反応していた。
■「ローソン浦和店」はどれほど凄いのか

これはどういうことか、30年以上浦和で過ごしてきた名誉浦和区民(現在は都内在住のため)を代表して解説させて頂きたい。
まず前提として、浦和は埼玉でも有数の「栄えた土地」である。県内には「観光の川越」や「西武の要・所沢」なども存在するが、都内に近くアクセスも良い、店が揃っている、レベルの高い学校が集まっているなどの条件が、浦和の街としてのランクを押し上げている。
当然、ローソン店舗も複数存在するため、「ローソン浦和店」などと強気に名乗られたら、浦和区民が「どこのローソンだよ!?」という心境に陥るのは当然の反応なのだ。コンビニ名鑑の管理人も、決してネガティブな意味で「雑すぎる店名」と表現したワケではないだろう。
なお、浦和駅周辺には「ローソン浦和仲町店」「ローソン浦和東仲町店」「ローソンさいたま東高砂町店」など、細かい地名を冠したローソン店舗が多数存在する。

これらと比べると、読者諸君も「ローソン浦和店」という名前が持つ意味と、絶対王者のように威厳ある風格に気付けるのではないだろうか。
ローソン浦和店の存在を再認識した浦和民からは「35年前くらいから、既にあったと思う」「たぶん40年くらい前から営業してるはず」などの意見が上がっている。

ちなみに記者は学生時代、同店舗の向かいにあった松屋(約18年前にクローズ)でアルバイトをしていたため、同店舗には長らくお世話になっていた。
今回は「雑すぎる名前」として注目を集めたローソン浦和店の正体をめぐり、ローソン広報に詳しい話を聞いてみることに。その結果、衝撃の事実が明らかになったのだ。
■ローソン浦和店、やはりレベルが違った
日本でローソン1号店がオープンしたのは、1975年(昭和50年)6月14日のこと。場所は大阪府豊中市南桜塚の「ローソン桜塚店」である。
そして「ローソン浦和店」がオープンしたのは2年後の1977年(昭和52年)7月、これは埼玉県内のローソンの2店舗目の出店で、旧浦和市内では初となる店舗だという。
なお、ローソン担当者は「ローソンの埼玉県内での初出店は、1976年(昭和51年)に川口市内でオープンした店舗です。しかし現在、当該店舗は閉店しています」と、補足している。
つまり「ローソン浦和店」は「浦和で一番歴史が長い」どころか、現在は「埼玉県内で一番歴史が長い」店舗であることが分かったのだ。

念のため、浦和店の次に店歴が長い店舗を確認したところ、浦和区内にある2番目に店歴が長い店としては、北浦和にある店舗が挙げられるという。
しかし、同店舗がオープンしたのは1995年で、浦和店とは18年もの差がある。話を聞けば聞くほど、浦和店の偉大さを実感する思いだ…。




