『ばけばけ』ラスト20秒、視聴者が惹きこまれたワケ 「神がかってた」「おトキがバケモノの目に」

月曜から重苦しい展開となった10日放送のNHK朝ドラ『ばけばけ』。髙石あかりの表情だけの演技に「映画のようだった」「すごい演技」との声が相次いでいる。

2025/11/10 14:15

髙石あかり
Photo:sirabee編集部

10日放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』で、ヒロイン・トキを演じる髙石あかりの表情の演技に息を呑む視聴者が続出した。


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■給金をもらったトキは…

家族のため、洋妾かも知れないヘブン(トミー・バストウ)の女中となる決意をしたトキ。

母・フミ(池脇千鶴)へは花田旅館で働くことになったと嘘をつき、給金の半分、10円を持って三之丞(板垣李光人)の元へ行くと実母であるタエ(北川景子)を助けるようにとそれを差し出す。

三之丞は「ばかにしないでくれ。いくら困ってるからって、おトキから金なんか…」と突き返すが、トキは咄嗟に「私のお金ではありません。これは…おじ様の…傅(堤真一)おじ様からお預かりしていたお金です」と嘘をつき、三之丞にお金を受け取らせることに成功。

その帰り、重い足取りで夕暮れの土手を歩いていたトキは立ち止まって哀しい笑みを浮かべると、覚悟を決めたような表情で前を向いた。

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■表情の演技に「映画のよう」

家族を助けるため、守るため、嘘をついてまで女中になる覚悟を決めたトキ。

その心境を表した言葉のないラストシーンに「髙石あかりさんの表情や情景神がかってたなー」「主演の方の表情演技が凄まじすぎる…脳にダイレクトに響く」「みんな助けたくて、お金なくて、他にもう手がなくて、身をプライドを売る覚悟やらもういろいろ詰まった、セリフのない最後の表情がすごくこちらにも迫ってきた」「映画のようだった。空気感と表情、天才か」と息を呑む視聴者が続出。

髙石の演技に惹き込まれる一方で「後半の物怪に憑かれたようなおトキの表情や演出すご…」「あかん、おトキがバケモノの目になった…優しい嘘で人の子をまやかす、かなしいバケモノの目になった…」といった声もみられた。

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■トキが持っている感覚は…

7日の放送でも、女中になることを決意したトキの表情に注目が集まっていたが、髙石はインタビューにて「トキが貧乏な松野家を背負っていくのは、使命感からじゃないでしょうか。『家族に優しくしたい』とかではなく『そう生まれてきたから』。小さいころから当たり前に『家族を守る』という感覚がトキにはあるのだと思います。何か困難があったときに盾になろうとするのがトキ」と語っている(『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説ばけばけ Part1』(NHK出版)より)。

たった20秒ほどのシーンだったが、筆者もそういった使命感や諦め、優しさ、悲哀、覚悟などが詰まっているように感じ、グッと来た。

いずれは夫婦となることを知っているとはいえど、重苦しい展開。早くいつもの明るさやコミカルさが戻って来てほしいなと思う。

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(文/Sirabee 編集部・今井のか

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