東京・世田谷区で危険すぎる解体工事、現場には外国人作業員が 区は「違反・指導無し」と説明
東京・世田谷区内で目撃された解体工事の様子が「あまりに危険すぎる」と話題に。取材に対し世田谷区は「違反はなく、指導も行っていない」と回答する。
埼玉県川口市を筆頭に、近年物議を醸している外国人問題。特に、解体業に関する不安が高まっており、読者諸君の中にも「目を疑う解体工事」に遭遇した経験のある人がいるのでは。
現在X上では、東京都世田谷区で目撃された「とんでもない工事現場」に、疑問と非難の声が上がっている。
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■「危険すぎる」とネット上で物議
10月31日、とあるXユーザーが住宅街で目撃した解体工事現場の様子を投稿。
「密集した住宅地で囲いもせず解体工事。1階部分を先にゴッソリ崩して、2階が崩落してきそうな状態」「驚いてしばらく見てたら『なにしてんの?』と作業員(中東系)が大声で怒鳴ってきた」「解体工事としてコレはアリ? 作業員も何かやましい気持ちがあったから怒鳴ったんじゃないの?」と、疑問を綴っている。
ポストに添えられた写真には、ほぼ剥き出しの状態で解体される住宅の様子が写っていた。
Xユーザーからは「窓を付けっぱなし、給湯器も付けっぱなし。下手したらガスが噴き出て、タバコ吸えば爆発しますよ…」「足場、養生、仮囲いも何もないし屋根、瓦、窓、給湯器も付けっぱなしなのはあり得ないです」「近隣に被害が出たら、どう責任をとるのか」など、疑問の声が多数寄せられている。
さらに、「現場には『工事中』を示す看板が見当たらない」という指摘まで見られたのだった。
■世田谷区は「違反・指導無し」
こちらの光景は瞬く間に話題となり、多数のXユーザーが現地の様子を確認し、その様子を投稿していた。
東京都世田谷区奥沢2、一部の方の告発は事実でした。外国人解体、表示、覆いなし、粉塵多数、アスベスト対策なし、高級住宅街ど真ん中です。AIというデマをクルド界隈が流していましたが、嘘でした。写真は情報提供者から。危険工事 @AkiHatsushika pic.twitter.com/9QoaHeEoGJ
— 石井孝明(Ishii Takaaki) (@ishiitakaaki) November 3, 2025
11月3日、経済記者・石井孝明氏が「東京都世田谷区奥沢2、一部の方の告発は事実でした。外国人解体、表示、覆いなし、粉塵多数、アスベスト対策なし、高級住宅街ど真ん中です」と綴ったポストを投稿し、注目度はさらに高まる。

川口市議会議員・松浦洋之氏も、現地の様子をXより投稿していた。
AI画像に反応する馬鹿なおっさんとか弱みを握られていると言われたので、本日解体現場を確認してきました。
AIではなく本物でした。 pic.twitter.com/hYTNPZ9kx9— 松浦洋之 川口市議会議員 自民党 (@matsugarasuya) November 3, 2025
そして4日、世田谷区議会議員・ひえしま進氏が同ポストを引用する形で「世田谷区役所が、これから現地確認するとのことです」と、情報を発信。
世田谷区役所が、これから現地確認するとのことです。 https://t.co/XrTeneS4RY
— ひえしま 進(世田谷区議会議員) (@hieshima_susumu) November 4, 2025

6日には工事現場周辺が覆われるなど、状況が改善されていた。これにて一件落着(?)だが、果たして当該の解体工事に対し世田谷区はどのような措置をとったのか、詳しい話を聞いてみることに。
じつは世田谷区は、当該の工事現場を以前より注視していたようで、10月2日にも解体工事現場のパトロールの一環で、工事が適正に行われているか現場確認を行っていたことが判明。
その際は、大気汚染防止、世田谷区建築物等の解体工事等の事前周知に関する指導要綱に基づいた現地確認を行い、違反・指導は共に無かったという。
そして11月4日、今回は苦情を受けて個別に現地確認を実施。
10月2日に確認した内容に加え、今回は騒音規制法・振動規制法(特定建設作業)、建築工事に係る資源の再資源化等に関する法律等に基づき、現地確認を行った。
そしてなんと、今回も「違反無し」であったという。
■現地調査時点で「問題ない」場合は指導できない?

現地の様子について、世田谷区の広報担当者は「指導ではありませんが、2カ所ある看板のうち1カ所を紛失していたため、再掲示を要請しました(世田谷区建築物等の解体工事等の事前周知に関する指導要綱に基づく)。また、リサイクルシールを貼付するよう伝えています(建築工事に係る資源の再資源化等に関する法律に基づく届出に基づく)」と、説明している。
素人目に見ても、X上で散見された解体現場の様子は、何らかの指導が入って然るべきように感じられるが…。
なお、本件が話題になった11月1日(土)〜3日(月・祝)は3連休であったため、世田谷区による現地確認が不可能なタイミングであった。
そのため非難の声を察知した業者らが、この3日間で何らかの対策を講じ、世田谷区の目を逃れた可能性も考えられるが、その場合は問題があった工事内容の「遡及(そきゅう)」という形で指導できないのだろうか。




