小2算数で習うリットル、現在は「筆記体NG」と話題に 文科省は「国際単位系に統一した」と説明
小学2年生で習う「リットル」の表記が、いつの間にか変わっていたと話題に。文部科学省は「平成20年度以降、国際単位系に基づく表記に変更した」と説明する。
■小文字の「l」だと駄目な理由は…
リットルを大文字にしている理由は単純明快。小文字の「l」は、数字の「1」と混同しやすいためである。
なお、計量標準総合センターによると、「体積の単位リットルにはlとLの2つの記号が併用されています。これは、小文字のlと数字の1との混同を避けるためで、大文字のLは第16回CGPM (1979)で暫定的に導入されました」とのこと。
リットルを筆記体で表記する件については、「(国際単位系では)単位は直立体で書く規則になっていますので、斜体(イタリック体)の ℓ (筆記体のエル)は正しくありません。(中略)直立体の ℓ (筆記体のエル)は間違いとは言えませんが、他の単位で筆記体を使用しないこととの統一性を考えると適切ではありません」と、説明している。
「いい国(1192年)つくろう」のフレーズで覚えた鎌倉幕府の成立も、現在の学校教育では1185年と教えているように、研究が進めば従来の教育内容にも変化が現れるもの。
しかし、今回のリットルのように「そもそも前提がおかしかった」というケースは、他にも存在するのかもしれない。遥か昔に小学校を卒業した我々も、現代の基準に常識をチューンナップしていきたい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。小学校の宿題やテストで、大人がびっくりするタイプの問題に関する取材記事を多数手がける。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




