オフィス内で飲みダンス動画投稿した企業が「大学生ノリ」と炎上 同社代表は「日常の1コマ」とブレない姿勢
社員総出で「飲み会ダンス」を披露する動画をSNSに投稿し、物議を醸した企業・グローバルパートナーズ。同社の代表は「普段の日常の1コマ」と、全くうろたえない。

新卒時代に「いつまでも学生気分じゃ困る」と、先輩や上司に叱られた経験はないだろうか。そしてその経験は、いつしか「学生ノリ=悪」という図式で「社会人の常識」として人々の脳裏に刻まれていく。
そうした背景もあってか、X上ではとある企業の社員が投稿した映像の様子が、大いに物議を醸しているのだ。
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■オフィス内の「飲み会ダンス」が炎上
ことの発端は、東京都豊島区に本社を構える企業「グローバルパートナーズ」の総務・ひなさんが投稿した1件のポスト。
「盛り上がってきたーーーーー!!!!」と書かれた投稿には、軽快な曲調楽曲に合わせ、オフィス内で歌って踊っている男女数十名の動画が添えられている。
盛り上がってきたーーーーー!!!! pic.twitter.com/aRflozLh2k
— ひな@GP総務部mgr・2児ワーママ👶👶 (@richaraxhina) October 18, 2025
「飲め飲め飲め飲め飲め飲め」という歌詞や「ハイ、ハイ!」という合いの手、そして全員が一丸となって踊る様子は、大学生サークルの飲み会時のコールのような印象すら受けた。
とは言え、冒頭で語った「学生ノリ」が通じないのは、あくまで「業務中」の話。業務外の時間、オフであれば多少の羽目を外すのも個人の自由のはずだが…当該の動画は投稿されるや否や、賛否両論を呼んでいるのだ。
しかし、ネット上で「賛否両論」という表現が使用される際は、往々にして「否」意見の方が数が多いもの。

当該の投稿に対しても、「典型的なブラック企業」「会社っていうより、宗教では?」「え? 会社でこんなことやらされるの? おれ、絶対に半日で辞めると思う」「まだこういう会社あるんですね。コンプラ厳しい大手に入社して本当良かったと、しみじみ思う」「百歩譲って社内でこれやるのは許せるけど、動画でアップするとか絶対無理」など非難の声が多数寄せられ、事実上の「炎上」のような状態になってしまった。
一方で、「今の日本にはこういう元気が足りない」「こういう会社って知ってて入社してるんだろうから、外野がとやかく言うことではないのでは?」といった具合に、賛成派の意見も確認できる。
マイナスの意見を受け、グローバルパートナーズの社員らもXから反論に転じるが、アンチユーザーの数が非常に多いため、事態は「完全にドロ沼」という印象を受けた。
なお、投稿された動画は非常に高い注目度を誇り、11月4日時点で5,000万以上ものインプレッションを叩き出している。

そこで今回は、代表取締役社長・山本康二氏をはじめとするグローバルパートナーズのメンバーに、ことの経緯を尋ねてみることに。
■社長は「普段の日常の1コマ」
物議を醸した通称「ゾス飲み」動画をXに投稿したひなさんは、映像の内容について「社員総会のあとに、社長の誕生日会をサプライズで開きました! その場で社長のCDデビュー曲『シャンパンコールの歌(ゾス飲み)』をみんなで踊ってお祝いした様子を撮った動画です」と、説明する。

ちなみに「ゾス」は、どうやら「オス」という挨拶の上位互換的のような存在の模様。「オス」がメラだとしたら、「ゾス」はメラゾーマのようなものである。

非常に大きな反響があった件については、「社内の明るい雰囲気を伝えたいと思って、いつものように投稿したのですが…思いのほか多くの方に見て頂いて驚いています」と、目を丸くしていた。
多くのネットユーザーを驚かせた飲み会ダンスだが、グローバルパートナーズにとってあの状態は、昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものであると判明。

同社社長の山本氏は、「本当に賛否があり、Xのパワーを感じました。仕事も遊びも本気でやる。それがグローバルパートナーズの文化です」と断言しつつ、「ただ、あれは普段の日常の1コマを、社員が何気なく投稿しただけなんですけどね」とも補足していた。




