クマを駆除したハンターの報酬・時給1500円に非難の声 現役ハンターは「この待遇では無理」と語る

野生のクマによる被害が深刻化している昨今。とあるハンターが投稿した報酬の金額明細に「安すぎる」「牛丼屋の時給かよ」と、驚きの声が相次いだ。

2025/10/31 05:30

■「今までの待遇では無理」と断言

現代における有害鳥獣駆除の抱える問題について、信州ジビエ職人さんは「今までは時間的、経済的に余裕のある段階の世代ハンターがボランティア同然でクマ対応を担ってきましたが、この世代の年齢も70代後半になり、続々と辞めています」と語る。

そして「次の世代は仕事を持つ現役世代が多く、今までのやり方、待遇では多くのハンターが拒否する未来が待っています。法整備や運用ルール作りも良いですが、まずは『危険な仕事にはそれなりの対価を払う』という、当たり前のことを変えてほしいです」と、現役のハンターとして苦言を呈していた。

様々な業界で「後継者不足」が嘆かれている現代。解決のためには「伝統」や「従来通り」という安直な考え方に留まらず、現実的な問題を直視すべきだろう。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ヒグマなどの有害鳥獣に関する取材記事を多数手がける。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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