クマを駆除したハンターの報酬・時給1500円に非難の声 現役ハンターは「この待遇では無理」と語る

野生のクマによる被害が深刻化している昨今。とあるハンターが投稿した報酬の金額明細に「安すぎる」「牛丼屋の時給かよ」と、驚きの声が相次いだ。

2025/10/31 05:30

とても重要な内容の業務にも関わらず、「なぜこの仕事はこんなに給料が安いのか?」と嘆いたり、疑問を感じた経験はないだろうか。

現在X上では、クマ駆除ハンターの報酬金額の明細書に対し、驚きと非難の声が続出しているのだ。


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■クマ退治の時給:1,500円

今回注目を集めているのは、長野県で有害鳥獣の駆除に携わるハンター・信州ジビエ職人さんが投稿したポスト。

「クマ対応できるハンターが少なくなってる」という自治体の悩みと、「そりゃそーだよね。この時給で命張れって言われてもね」「まあそれでもやるけどさあ」と、自身の思いを綴った投稿には、報酬金額の書かれた明細表の写真が添えられている。

そしてその報酬金額は、なんと3,000円と表記されていたではないか。なお、支払い対象時間は「2時間」となっているため、時給換算すると1,500円である。

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■「1桁増やしても割に合わない」

ハンターの報酬明細
画像提供:信州ジビエ職人さん

昨今、注目度が急上昇している野生のクマ問題。その恐ろしさと被害の深刻さは、周知の通りである。

市民の安全を命懸けで守るハンターに支払われる報酬金額の実態を受け、Xユーザーからは「さすがに安すぎる」「牛丼屋のアルバイトの時給かよ」「命懸けの仕事で、たったの3,000円!?」「1桁増やしても割に合わない気がする」といった具合に、驚きと非難の声が続出。

そこで今回は、ポストを投稿した信州ジビエ職人さんに、当該の明細の詳細について話を聞いてみることに。

当該の対応について、信州ジビエ職人さんは「りんご被害の出ている畑にクマ専用の罠を設置し、こちらにクマが入ったので止め刺しに自治体から要請があり、出動しました。罠の設置、止め刺しのときだけ手当がでます」と説明する。

クマを駆除するハンターと聞くと、「銃をメインに対応する」と考える人も少なくないと思うが、信州ジビエ職人さんは「うちの地区では幸い、人家での緊急発砲などはありません」とも補足していた。

自治体の報酬額に対しては、やはりかなり複雑な思いがあるという。

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■「今までの待遇では無理」と断言