『もののけ姫』に込めた“メッセージ”とは何? 宮崎駿が「放った言葉」がスゴい…
「映画にどんなメッセージがあるか?」記者会見のなかで、当時の宮崎駿監督が語った言葉に改めて反響。

4Kデジタルリマスター版のIMAX上映の大ヒットを受けて、全国規模での拡大上映が決定した、スタジオジブリの傑作『もののけ姫』。
これを記念して10月30日の『ZIP!』(日本テレビ系)では、宮崎駿監督が出席した、劇場公開当時の記者会見のVTRが放送されました。
■日本のアニメ映画が『E.T.』超え、歴史的会見
『もののけ姫』は1997年の公開当時に配給収入113億円を記録。
それまでは、米国のスティーブン・スピルバーグ監督の『E.T.』(1982年公開)の配給収入96億円が日本国内で公開された映画の中でトップでしたが、日本のアニメ映画がそれを大きく上回るという歴史的な出来事でした。
■宮崎監督「勝ち負け」あまり考えない
これを受けて、同年10月に行われた記者会見のなかで、記者から「日本の映画が1位になって、それは“勝ち”だと思いますか?」と問われると、当時56歳の宮崎監督は「勝った、負けたとあまり考えたこともありません。社長にお任せします」とコメント。
株式会社スタジオジブリの初代社長を務めた徳間康快さんは、「これは大変なことですよ。映画文化において、アメリカ文化を負かしたんですから!」と力強く語っていました。
■作品にどんなメッセージ? 監督が「放った言葉」
そして、映画にどんなメッセージがあるのかという問いに、宮崎監督は次の言葉を語ったのです。
「テーマは何かとか、メッセージは何かとかよく聞かれるんですけども、僕はメッセージやテーマを送るために映画を作っているんじゃなくて、映画を作っているんです。
メッセージやテーマを一言や二言で語れるなら、映画を作る必要はないんです」。
■「深い」「失礼よな」と反響
この言葉には、インターネット上でも「宮崎監督の『メッセージ・テーマ』に関する質問に対するこたえが深い!」「宮崎駿監督の言葉にふっとした」と多くの反響が。
なかには「作った本人に質問するのはいささか失礼よな…作品見ろって話かと。というかそれ聞いたら物語見る楽しみの半分くらい消える気するのは私だけだろか」という意見や、「メッセージなんかないよ。楽しめ」と、監督の言葉に共感するユーザーも。
4Kデジタルリマスター版『もののけ姫』を上映中の映画館は「東宝シネマズの公式サイト」等で確認できます。
いまの自分が同作を観てどう感じるのか。改めて劇場で体感してみては。
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■衣笠あい
エンタメ記事を年間約500本執筆する、ニュースサイト『Sirabee(しらべぇ)』の編集部員。
話題になったエンタメニュースを独自の調査データと絡めた深堀り記事を主に担当。話題のレシピや便利グッズのレビュー記事も多く執筆しており、見栄えよりも「簡便さ」「コスパ」重視タイプ。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)




