ハロウィン直前の新宿駅、突如現れた「お願い」看板に共感相次ぐ 京王電鉄に事情を聞いた
京王電鉄が改札付近に設置した「仮装禁止」の看板が話題に。「京王線ジョーカー」の事件を思い出した人々から「本当に怖い」という声が上がっている。
明日31日はハロウィン本番。しかしハロウィンに対し、ネガティブな印象を抱いている人も少なくないだろう。
現在X上では、京王新線新宿駅の改札付近で発見された看板の内容が、大いに注目を集めている。
■ハロウィン直前の新宿駅、目撃したのは…
注目したいのは、Xユーザー・あるかまさんが投稿したポスト。
「今年は何も起こらないことを祈る…」と綴られた投稿には改札付近で撮影された写真が添えられており、「ハロウィンに関するお願い」と書かれた京王電鉄の看板が確認できた。
その内容は「ハロウィンのお出かけに際して、他のお客さまが不安や恐怖を感じる恐れのある仮装でのご乗車はご遠慮ください」というものであった。
今年は何も起こらないことを祈る… pic.twitter.com/mHbMwWBYGT
— あるかま (@Arukama_126) October 27, 2025
31日当日は警察と連携した警備が実施されるそうで、危険物を所持した人物や危険な行為等に遭遇した際は、110番通報および、駅係員・乗務員・警備員らへの連絡を呼びかけている。
■「本当にやめてほしい」と恐怖の声

「京王」と「ハロウィン」のキーワードを受け、多くの読者が「京王線刺傷事件」を即座に思い出したことだろう。
2021年10月31日に発生した当該の事件では、当時24歳の乗客男性が刃物で他の乗客を切りつけた上、車内にオイルを撒いて放火。18人が重軽傷を負う事態となった。
犯行に及んだ男・服部恭太は犯行時、アメリカンコミック・映画『バットマン』の悪役であるジョーカーに扮した服装をしていたことから、「京王線ジョーカー」の通称で覚えている人も多いのでは。
そうした背景があり、当該のポストは瞬く間に話題に。Xユーザーからは「あれからもう4年なのか…」「本当に怖いから、やめてほしい」「今年のハロウィンは週末だから、敏感になる気持ちは分かる」「血糊まみれで乗ってる人とか、本当にやめてほしい」などの声が上がっていた。
ポスト投稿主・あるかまさんも「今年のハロウィンは、4年前のような事件が起こらないことを祈ります」と、心境を語っている。
■京王電鉄「不安に思われるお客さまがいらっしゃる」

当該看板の詳細について京王電鉄に話を聞くと、「ハロウィンの仮装に関し、不安に思われるお客さまがいらっしゃるため、一部の駅で設置しております。今年は10月27日から31日まで設置いたします」との回答が得られた。
また「看板に記載の通り、ハロウィンのお出かけに際して、他のお客さまが不安や恐怖を感じる恐れのある仮装でのご乗車はご遠慮願います」とのコメントも得られている。
ハロウィンイベントへの参加を予定している人は、会場だけでなく、道中の交通機関内でも周囲に迷惑をかけないよう肝に銘じてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。渋谷ハロウィン翌日の惨状など、ハロウィン問題に切り込んだ記事を手がける。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




