萩本欽一の謎番組『9階のハギモトさん』 初見は“不愉快”だったが数回見て変わった印象
84歳になった萩本欽一が燃える新番組『9階のハギモトさん!』。放送開始後、全く名前を聞かなくなったので視聴してみたところ…。
■「キューピー人形作り回」も謎だらけ
視聴2回目(22日放送)はキューピー人形を製作している「オビツ製作所」と“欽ちゃんキューピー人形”を作るという内容。
欽ちゃんと3人の番組アシスタント女性、メーカー担当者らは「仏壇の前に置く新たな人形」「音が出る人形」とアイデア出しを続け、最終的に両手でバツポーズをとるデザインを提案した欽ちゃんが「これは売れる」と自信を見せた。
しかし、若きアシスタント女性、さらにメーカー側の人たちが“大御所に気を遣いながら会議をする”光景が終始流れており、この回の視聴後感も良くはなかった。
そもそも人形制作プロジェクトは過去に複数回放送されていたのか、はたまた突然放送されたのか筆者はわかっておらず、連続で視聴できていなかったため「前回は弁当で、今回は人形で…」と理解が追いつかない状態。
『くいしん坊!万才』や『おふくろ、もう一杯』(ともにフジテレビ)といったミニ番組は毎回テーマが統一されているため安心して見れるが、毎回テーマが変わってしまうと何とも落ち着かない。
■3回目の視聴が「転機」、番組のファンに
しかし3回目の視聴となった23日放送回は違った。
前述の3人のアシスタント女性が「欽ちゃんに子供は何人いるの?」「どんな父親だったの?」「一番尊敬している人は?」と矢継ぎ早に質問していく内容で、そのひとつひとつにジョークを織り交ぜながら欽ちゃんは回答していく。その返しがじつに深く、面白く、84歳になった欽ちゃんの人柄や半生がわかる貴重な内容だった。
思えば、40代の筆者にとっては『仮装大賞』(日本テレビ系)や『24時間テレビ』(同局)、クレイアニメ映画『ウォレスとグルミット』の声優というイメージが強く、今回にようなリアルなトークを一度も聞いたことがない。欽ちゃん自身もこの放送回が最も声が張っていてイキイキしており、筆者も「そうそう、こういうのが見たかったんだよ」と早朝から笑顔になったのだ。
■ちなみに…見やすい時間に再放送やってました
70年代、80年代の一大スターとは知っているが、しゃべりに長けたコメディアンとしての一面は年代的にほとんど知らない筆者。「視聴率100%男」の異名を持ったレジェンドが、どんな発言をして、どんな笑いを起こすのか、この回をきっかけに興味が高まったのは事実である。また視聴者にそんな思いをさせることが欽ちゃんの実験的な狙いなのかもしれない。
番組公式サイトでは、「欽ちゃん助けて! 不運や困ったエピソード募集」という企画があり、いち視聴者、いち番組ファンとしてこの日メッセージを送った。今後の番組の発展を祈りつつ、また視聴をしたいと思っている。
…ちなみにこの記事を書き終えて気付いたのだが、じつは放送日の夜22時56分からは再放送が行われているようである。朝弱い人はこの再放送をぜひ見るべきだ。
10/7(火)あさ5時26分スタート!#萩本欽一 さん出演の
新番組「9階のハギモトさん!」🏢84歳の #欽ちゃん が夢追う素人たちと一緒に作る
3か月で人生に虹をかける🌈
ガチ番組☺
/
番組では
「欽ちゃん助けて!不運や困ったエピソード」を大募集!
詳しくは番組HPまで👇
🔗https://t.co/jEUm3YkOMb
\ pic.twitter.com/9G9elN3Q6T— BS日テレ☆バブバブちゅ〜♪ (@BS4chan) September 24, 2025
■著者プロフィール
キモカメコ佐藤(@peyangtaneda)。 1982年東京都生まれ、Sirabee編集部所属。コスプレ、メイド、秋葉原文化を20年に渡って取材・撮影してきたオタク記者。芸能、政治、スポーツジャンルにおける記者会見、イベント撮影は過去1,000現場以上。「M-1グランプリ」「キングオブコント」などの現場取材も複数経験。
・合わせて読みたい→ダイソーで見つけた「車をベンツにできる」330円扇風機 送風以外にも機能が…
(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)




