萩本欽一の謎番組『9階のハギモトさん』 初見は“不愉快”だったが数回見て変わった印象
84歳になった萩本欽一が燃える新番組『9階のハギモトさん!』。放送開始後、全く名前を聞かなくなったので視聴してみたところ…。

スポンサーなし、出演料なしという異例の体制で放送開始となったコメディアン・萩本欽一(以下欽ちゃん)の新番組『9階のハギモトさん!』(BS日テレ)。謎に包まれたこの番組のリアルな感想をまとめる。
■番組を報じるメディアが消えた…
10月7日に第1回が放送されたこの番組。
放送前に局が発信したリリースや、一斉に報じられたwebメディアの記事では「事務所9階に大学生たちがセットを自作して撮影している」「思いつきとアドリブで内容が決まっていく」「コメンテーター・欽ちゃんが伝えるニュース」「ゼロからテレビを作る」といったインパクトある文言が並んでおり、欽ちゃんの強い意欲や情熱、そして番組への期待感が伝わってくる。
しかし放送開始後、同番組の“その後”に触れるwebメディアの記事はなくなり、一部のSNSユーザーが、その日の放送内容にやんわり触れている程度になった。あの熱風はどこにいったのか…。
■放送は早朝5時26分から「約4分間」
であれば、自分の目で確かめるしかない。
番組は毎週火曜、水曜、木曜の3回放送されているが、放送時間は早朝5時26分からの約4分間で、「どんな番組がウォッチしてみるかな」と気軽に見れる時間帯ではなく、この番組のために早起きする必要性がある。
だいぶこの時点で視聴モチベーションが下がるのだが、欽ちゃんの熱い思いや金言を聞くため、筆者は目覚まし時計をかけて当日に臨んだ。
■不快感覚えた「弁当回」
そんなわけで、この1週間で3回ほど同番組を視聴。視聴1回目(16日放送)は「欽ちゃんがこの9ヶ月でどの弁当を一番食べたか?」という放送回だった。
言葉を選ばず言うと、「欽ちゃんが食べた弁当」というテーマにさほど興味がないうえ、「叙々苑」「今半」「宮川」といった庶民がなかなか口にできない高級弁当を食べるダイジェストシーンが何十回も登場する様子に、なんともいえない嫉妬と不快感を覚えた。早朝という余裕のないタイミングだったからそう感じたのかもしれない。
むしろ弁当を食べるシーンでは数秒だけ欽ちゃんがいまのテレビ界について物申しており(放送では冒頭程度でカット)、むしろそっちのほうが何十倍も聞いてみたいと感じたものである。




