小林至氏が語るクライマックスシリーズの“金勘定” じつは3位チームは赤字「2000万ぐらいマイナス」

クライマックスシリーズの収益事情を元ソフトバンクホークス取締役でロッテ元選手の小林至氏が解説した。

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Photo:Sirabee編集部

元千葉ロッテマリーンズ選手で元福岡ソフトバンクホークス取締役の小林至氏が10月11日、YouTube「小林至のマネーボール」を更新。プロ野球のクライマックスシリーズの興行収益を解説した。

【今回の動画】小林氏がCSの収益を解説


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■CSの収入と支出を解説

動画ではクライマックスシリーズについて小林氏が、主催チームが得る収入と支出を具体的に解説。「利益率は8割以上。短期集中の“金のなる木”ですよ」と語る。

スタッフが「じゃあ3位から上がっていったほうが、球団として儲かるのですか?」と質問すると、同氏は「収入は全て主催球団。クライマックスシーズンのファーストステージは、2位のチームが主催ですよね。3位のチームはビジター。ファイナルは優勝したチームが主催で最大6試合、全て主催球団が持っていくことになっています」と説明した。

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■3位チームは赤字に?

話を聞いたスタッフは「3位のチームからすると、赤字になってしまうということですか?」と質問。

これに小林氏は「全て持ち出し。 遠征費に始まり、宿泊費、様々な経費は全部ビジターチームは持ち出し。 ただし、ビジターチームのかかる経費は主催球団がお支払いするということになってますから。計算も決まってるんですよ」と語り、仕組みを詳しく説明した。

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■大半は返ってくる?

3位チームの経費について小林氏は「3位から全部勝ち上がると、5,000万ぐらいかかるんですよね。だけど、大半は返ってくる」と解説する。

そのうえで「3位から勝ち上がって、ファーストステージ3試合、ファイナルステージ6試合やると、ま、2,000万ぐらいマイナスになりますかね。しかし『3位で行くぐらいだったら、Bクラスでいいや』と思う球団はないです。3位でもいいから、やっぱりクライマックスに出たい。出れば日本シリーズがありますからね、可能性として」と持論を展開した。

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■6試合で18億円の増収

スタッフが「フロント側としては、ホームで試合がしたいという思いは強い?」と質問すると、「強い、強い。優勝したらファイナルを主催できるじゃないですか。これ1試合、(利益が)4億円ですよ。レギュラーシーズンが1試合、平均一応1億5,000万くらいですから、全然違う」と解説。

続けて「6試合やったら24億円の増収。 経費を差し引いても興行準備で18億円くらい。でかいですよ。18億円と言ったら、相当な選手を複数年契約で取れますよ」と語っていた。

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■CSには廃止論も

クライマックスシリーズはOBや一部ファンから「シーズンで優勝したチームが日本シリーズに出られないのはおかしい」という理由で廃止するべきだという声が根強い。

一方で多数の観客動員が見込めることで、多数の収益を得ることができるため、NPB球団関係者は「廃止されては困る」と考えているようだ。

また、「アドバンテージ」についても「1位や2位につけるべき」という意見がある一方で、「あくまでシーズンとは別の大会であり、興行開催できる権利を持っているのに、1位にアドバンテージをつけるのはおかしい」という指摘もある。

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