道路の通行止め、ラジオの代わりに「Wi-Fi起動して」看板が話題 国道事務所に事情を聞いた
通行止め実施時、Wi-Fiの起動を指示する道路が話題に。「ラジオじゃないのか」「時代が進んでいる」と、驚きの声が上がった。
■管理者は「5年前より導入」

現地の専用Wi-Fiに接続した際の挙動について、国道事務所の担当者は「規制情報(基本)、雨量情報、紀勢自動車道規制情報の3画面の情報が確認できるようになります」と、説明する(記事内の画像はデモ画面)。
導入時期については、2020年度より「弓山」、翌21年度より「荷坂」「佐田坂」のゲート付近に設置したことが判明。

配信の方法については「これらの情報は、紀勢国道事務所において規制情報を登録することで、現地の専用Wi-Fiに反映されるシステムになっています」と、説明していた。
なお当然だが、専用Wi-Fiは常時接続できるワケではなく、大雨で通行が不可能な規制時のみ接続可能である。
■導入前の運用が過酷すぎる…
導入の経緯について、国道事務所の担当者は「専用Wi-Fiの導入は、遠隔操作が可能な遮断機を導入したことにより設置したものです」と、説明している。
導入前の対応については「当事務所管轄内の事前雨量規制区間には、従来は手動の遮断機が設置してありました。雨量規制による通行止めを行う際には、この手動遮断機操作および、一般利用者に対しての説明のため、それぞれの遮断機箇所に4名が常駐していました」と、振り返っている。
つまり、これまでは職員たちが大雨に打たれながら体を張り、道路の規制状況について逐一説明していたのだ。こうした時代に沿った対応策が今後、全国で見られるようになるかもしれない?
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




