岩本勉氏が基準に違和感を覚える“沢村賞” 「これって時代錯誤に近くて…」
「基準の見直しがあってもいいと思う」「選考委員会の方々も、多分感じてると思う」と岩本氏が語ったタイトル。新たな名称案も。
■沢村賞の可能性アリ?
今回は、日本ハム・伊藤大海の沢村賞獲得の可能性について言及した。
沢村賞は「25登板以上」「15勝以上」「200イニング以上」「150奪三振以上」「10完投以上」「防御率2.50以下」「勝率6割以上」と7つの選考基準がある。伊藤は全てを満たしていないが、岩本氏は「沢村賞に値する選手」と述べる。
■200イニングは「時代錯誤」
これらの項目はあくまでも「基準」で、かつ「基準が作られたのは昭和」と指摘。野球のレベルやスタイルも変化しているため「基準の見直しがあってもいいと思う」と持論を披露する。
とくに200イニングに関しては「マウンドに立ってた人間からするとね。200イニング、これって時代錯誤に近くて。6、7回で試合を作って、自分の役割を果たしていく。これが今の野球スタイルって言われてるなかで200イニング以上。基準の見直しあっていいんじゃないかな」とコメントする。
■沢村賞から「令和沢村賞」に
「この数字を変更したとき、沢村賞って言葉が値するのかどうか。なのであれば、『令和沢村賞』とか。それなら、すんなり基準を変えられるんじゃないか」と新たな名称を導入することで、基準の変更がスムーズになるのではないかと語る。
「選考委員会の方々も、多分もう感じてると思う。『令和』ってつけるだけで、昭和の方や平成の選手たちの立場はちゃんと保たれる。時代の移り変わりで、新しいの出していいんじゃないかな」と続けた。
■最多奪三振&2年連続最多勝
沢村賞という伝統的な賞のあり方について、岩本氏は非常に現実的な問題提起をしていると筆者は感じた。
伊藤は今季、最多奪三振&2年連続の最多勝を獲得。基準の数字達成ももちろん重要だが、ローテーションを守りチームのAクラス入りに貢献したことも考えると、岩本氏の言う通り沢村賞に値するのかもしれない。





