西野亮廣「まさに割れ窓理論」 社員に“ブチギレた”理由に視聴者も「本当に大切」と共感
自身が創業したオフィスにも関わらず「こんなところで絶対働きたくない」とキレた理由は…。
Photo:Sirabee編集部
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんが1日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
社内の“ある空間”を見た西野さんは「ムカついてる」とイライラ。その理由には視聴者からも反響が寄せられています。
■千秋楽から1カ月経過しているのに…
この日は、西野さんが創業した「株式会社 CHIMNEY TOWN(チムニータウン)」のある一室での撮影からスタート。少々不機嫌そうな西野さんに、スタッフが「どうされたんですか?」と問いかけると、「事務所が散らかってるからムカついてるの」と笑顔で答えるも冗談ではない様子。
西野さんが製作総指揮・原作・脚本を務めたミュージカル『えんとつ町のプペル』も8月末に千秋楽を迎えましたが「1カ月以上経ってるのに、ここにずっと荷物が残ってるから、なに考えてんだよと思って…」と語りました。
■責任者に電話

「散らかってるのがとにかく苦手」という西野さん。背後にも乱雑に積まれた段ボールが見えますが、「こんなところで絶対働きたくない」と指さす方向を映すと、荷物や畳まれていない段ボールも乱雑に置かれた“倉庫状態”…。

ひとつの事業の責任者が放置していたようですが「アイツがこれをやってたら、アイツの下なんか、このクセになっちゃうもん」といい、そのスタッフに電話することに。
電話の向こうでは、段ボールが放置されていることの言い訳をされているようで、苦笑しながらも耳を傾ける西野さん。そして「1日で出来ることじゃん、運ぶなんて」「スタッフさんが『ここで働きにくいな』って思ったまま働かせるのは、オマエ的にはOKだったってこと?」と淡々と問いかけ、「今日中にやれよ」と伝え電話を切りました。
■「職人さんへの想い」も
その直後にはキレイなオフィスに戻りましたが、撮影スタッフが改めて、西野さんが責任者に伝えた言葉を聞くと「端的に言うと、ブチギレたんですけど…。淡々となにがよくないかという話をしたの」と笑います。
「後輩が彼の背中を見る。リーダーがそんな背中見せていいの?」ということを1番に伝えたそう。そのほか、CHIMNEY TOWNでは、「CHIMNEY COFFEE」というコーヒー事業も展開しており、この商品の在庫なども“倉庫状態”の空間に置かれていたことにも言及。
「丹精込めてコーヒーを作ってくださっている職人さんへの想い。置き方にもリスペクトがないと。シンプルに物を大事にしろよって」と、自身もものづくりをするからこその視点で伝えました。
■割れ窓理論
続けて「割れ窓理論というか…」と切り出した西野さんは、「そういうことやってたら、他の部署の人間も『これくらいいいでしょ』ってなっちゃう。なってたと思う。まさに“割れ窓”だと思ってて」と、経営学や犯罪心理学でも引用される<1枚の割れた窓ガラスを放置するとさらに多くの窓が割られ、建物や街全体が荒廃する>という理論を口にしました。
真剣な想いを語りながらも「1番の理由は、『オマエ、俺のことナメてただろ』っていう…そっちです」「シンプルに『オマエ、誰に何を言わせとるんや』っていう感情論でキレてます」と明かし、スタッフを笑わせました。
今回の動画に、コメント欄では「西野さんに全力で賛同です! 簡単なことを放置する会社はドンドンほかの部分もゆるくなっていくと思います」「『オレに言わせるなよ!』ほんとにちゃんと言ってくれるの親切。言いたくないことを言うのは結構大変ですよね〜」「整理整頓は職種関係なく、本当に大切ですね。まだそれを見た後輩への影響も最もだなと思いました」など、共感のコメントが多く寄せられています。
西野さんは「感情論」とまとめましたが、厳しい指摘の裏にはリーダーシップ論・作り手へのリスペクト・組織論(割れ窓理論)が詰まっています。
■冬野とまと
千葉で生まれ、千葉で育ったアラフォーの編集&ライター。高校在学中にアメリカへ短期留学したことをキッカケに、卒業後はニューヨークの大学に入るも中退。
10年以上の放送作家の後ウェブの世界へ。多くのインタビュー経験を経てエンタメや社会問題の記事を書く日々。ときに、資格を持っている行動心理カウンセラーとして人の言動を研究することも。




