ロッテ美馬学、引退試合で腱断裂の大けが ネットでは大きな感動呼ぶ「最後の力を振り絞った」
ロッテ美馬学の引退試合で起こった悲劇。ネットではファンの感動を呼んでいる。

千葉ロッテマリーンズ公式は1日、先日ZOZOマリンスタジアムで引退試合を行ったピッチャー・美馬学が、投球中に「右肘屈筋共同腱」を断裂していたことを発表。
ネットではそのことを知り、「本当にありがとう…」「かっけぇよ美馬さん…」と感動するファンの声が続々と上がっている。
■現役最後の登板
9月30日に行われた東北楽天ゴールデンイーグルス戦に先発した美馬。
すでに今シーズン限りで引退することを公表しており、これが現役生活最後の投球。対戦相手である浅村栄斗が目を潤ませる中、美馬自身も時おり腕で涙をぬぐいながら投球準備を続けていく。
■3球目以降に明らかな「異変」
1球目、2球目とど真ん中に力強い球を投げ込み2ストライク。しかし最後の投球となるはずだった3球目にトラブルが起こる。
内角高めにボールが抜けると、以降は球速がガクンと落ちて4球目は再び内角低めのボール球。5球目はバックの金網に直撃する大ボールになり、美馬は右手をぶら下げるようにして激しく痛がる表情を見せた。
明らかな腕の異変が起きていたが、渾身の6球目を浅村がスイングし、みごと三振で選手人生を終えたのだった。
■「3球目で肘の感覚がなくなりました」
1日、ロッテ球団は、この投球時に右肘屈筋共同腱が断裂していたことに加え「今後は手術を行い、完治を目指す方針です」と異例の発表。
また美馬自身は「3球目で肘の感覚がなくなりました。文字通り、本当に最後の最後までやり切って、投げられなくなるまで投げたと思います。あらためて15年間ありがとうございました」と感謝のコメントを添えている。
■「最後の力を振り絞った」と感動の声
利き腕である右肘屈筋共同腱の断裂は、現役選手ならアスリート生命を左右する大怪我。
最後の花道でそんな悲劇が起きるとはじつに残酷であるが、ファンのため満身創痍のまま引退試合に臨んだ美馬の生き様でもある。
ネットでは、「本当に本当にお疲れ様でした…」「ボロボロになるまで投げてくれてありがとう」「ほんとに最後の力を振り絞って投げてたんやね」とファンから感動の声が次々上がっている。
美馬は多彩な変化球を武器に、楽天、ロッテで通算80勝。2013年、楽天が初の日本一に輝いた際は、日本シリーズの対巨人戦で圧巻のピッチングを披露し日本シリーズMVPにも輝いている。169センチとプロ野球選手では小柄ながらも、気迫あふれる投球でファンを沸かせ続けたことは記憶に残りづつけるだろう。
■著者プロフィール
キモカメコ佐藤(@peyangtaneda)。1982年東京都生まれ、sirabee編集部記者。
政治・経済系出版社、『1UP情報局』『ねとらぼ』編集部などを経て現職。格闘技やプロ野球のほか、コスプレ、メイド、秋葉原文化を長年取材してきたオタク記者。今シーズンも東北楽天ゴールデンイーグルスのほぼ全試合を視聴中。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)




