ホテルのエアコン室外機、致命的すぎる設置ミスが話題 エアコンのプロに「悪循環」の理由を聞いた
ビジネスホテルに設置されたエアコン室外機の、致命的なミスが話題に。現場を見た作業員は「エアコンの効きが悪くなる向き」と、指摘する。
■この状態でエアコンを使用すると…
写真の光景の詳細について、ポスト投稿主・猫おじさんは「これは、とあるビジネスホテルの室外機です」と説明する。

検査に当たった際に遭遇したそうで、猫おじさんは「室外機からは熱交換をした空気(冷房時は熱い風、暖房時は冷たい風)が出るのですが、前面、上部、右側が塞がれた状態だと、吹き出した風が跳ね返ってきて、後部からまた吸い込まれてしまいます。すると、熱い風や冷たい風を、繰り返し吸い込み続けるため、エアコンの効きが悪くなるというワケです」と、問題点を指摘していた。
思わず目を疑ってしまうような致命的なミスだが、これには事情があったようだ。
■「正しい向き」での設置が難しい2つの理由
当該の室外機の向きが真逆な理由について、猫おじさんは「180度反対となる正規の向きだと、配管の繋ぎが難しいため、このような設置になったのでしょう。向かって左側には照明器があり、その間に収めなければならないという事情も影響していると思います」と、分析していた。
そのような事情があったのなら仕方ないか…と、思わず施工者に同乗しそうになったが、猫おじさんは「架台に室外機を固定せずに下に板を敷き、配管等の接続を済ませた後で固定するなどの方法はあります」と、対策法を挙げている。
エアコンの効きが悪い部屋を見つけた際は、念のため「室外機の向き」を確認しておいた方が良いかもしれない。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。生粋の暑がりなので、エアコン(冷房)の使用を止めるタイミングが分からない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




