和田一浩氏&中村紀洋氏、中日打撃コーチ時代の“真実”を吐露 「考えてない子が多い」
立浪和義監督のもと中日の打撃コーチを務めた中村紀洋氏と和田一浩氏が語る、チームが打てなかった理由とは?
■打撃コーチ時代の苦悩を語る
立浪和義前監督のもと、打撃コーチを務めた中村氏(2022〜23年)と和田(23〜24年)がトークをした今回の動画。
コーチ時代の苦労を質問された中村氏は「ストレートだけ手を出そう。試合のなかでも『このイニング、 1巡目はストレート狙いで行こうよ』と。そう言っても変化球を打つやつがいる。これをやられると、ちょっとね、どうにもならない」と話す。
また、「変化球は手を出さなくていいと言ってるにもかかわらず、手を出してしまう。そうなると、どれが正解か本当にわからなくなる。そこで結構苦労したんですよ」と告白した。
■打てない原因は…
さらに中村氏はスコアラーからのデータは勉強していたと明かしたうえで、「データがあって、ストレートを狙おうと言っているのに、 変化球に手を出してしまう選手がいた、1人じゃなくてね。徹底するというのは、勝つためにはすごく重要で。 チームとしてそっちの方向に向かなあかんのに、それができなかったというのが、打てない原因かな」と分析する。
和田氏も中村氏の理論に納得したうえで「このピッチャーは低めは捨てようと言っても、なかなか難しい。投げた瞬間はストライクに見えるから手が出ちゃうんだよね、いいピッチャーにかかると。そのワンバウンドを振らされる。だから結局チームとして徹底するって、できたら攻略できるんだけども、それをさせてくれない。難しいね」と語った。
■和田氏が語るベンチでの悩み
コーチ時代を振り返った和田氏は「ベンチで座りながら、ワンアウト3塁、『頼む、 外野フライを打ってくれ』と。1点でいいからとかね、そういう目でいつも観ていた」と振り返る。
中村氏も「そうそう」と大きく共感したうえで、「余裕があるかどうかで変わると思う。1アウト3塁で守備位置を見たかと。そういうことをまず言っていかないと、わかってない子が多い。ただヒットを打つ、ただ思っきり振るとか、そういうことだけしか考えてない子が多い」とコメントする。
チャンスで内野の守備体系を見て、「下がっていればゴロでも1点入る。それがチームの勝敗にかかわる」と指摘し、「打率は下がりますけどチームとしてはプラスになる。そういうことをやっていかないと、勝てない」と語っていた。
■フルスイングが持ち味だった2人
現役時代404本塁打を放ち、ホームラン王と打点王を獲得した中村氏と、319本塁打、首位打者のタイトルをとっている和田氏。
両者ともフルスイングが持ち味の主力打者だったが、コーチとしては内野ゴロで1点を取るなど、チームバッティングの重要性を感じているようだった。





