『あさイチ』のび太の結婚前夜、“原作にはなかったシーン”明かされ… 視聴者「絶対泣く」
29日放送の『あさイチ』では“後ろ姿”を特集。『のび太の結婚前夜』で、原作にはなく、アニメで追加された場面に思わず涙する人が続出した。

29日放送の『あさイチ』(NHK)では、年齢を重ねると気になってくる“後ろ姿”を特集。
アニメ『ドラえもん』の劇場用作品『のび太の結婚前夜』で描かれた、原作にはなかったシーンについて取り上げ、視聴者の話題を呼んでいる。
■父の背中に…
番組では、1999年公開の『のび太の結婚前夜』で監督を務めた渡辺歩氏にインタビュー。同作は、将来、本当にしずかと結婚できるのか不安になったのび太が、ドラえもんと一緒にタイムマシンで未来に行き、結婚式前夜ののび太やしずかの様子を見守るというストーリー。
2人が未来にやって来ると、大人になったのび太がジャイアンやスネ夫、出木杉と騒いで過ごすのとは対照的に、しずかは自宅で両親とささやかなお別れパーティーをする。
しずかは父親の部屋に挨拶に行くが、何も言えずに部屋を後に。しかし、寂しげな父の背中や、咳込む姿に寂しさや不安を募らせて「私、お嫁にいくの、やめる」と言い出す。
■原作との違い
この場面は、原作漫画ではドラえもんの秘密道具でしずかが本心を吐露するという展開だったが、映画版では秘密道具が使用されない代わりに、原作にはない「父の後ろ姿」が描かれている。
渡辺氏は、「(父娘が)お互い、言えていないものがあるのではと思いながら別れるわけですよね。言葉に出さなくても、受け取ってほしいものがあったりするときに、何となく、もしかすると人は、というかキャラクターは背中を向けるのではなかろうか、みたいな…」と話す。
描いた理由について、「寂しく見える背中が咳をしている、それをきっかけに、衝動的に口を開いてしまえばいいんじゃないかという風に思いましてね」と意図を明かした。
■「絶対泣く」の声
この話に、Xでは「のび太の結婚前夜もだめだし後ろ姿のエピソードもだめだしひとりになると涙腺ブレーキ壊れてしまう」「のび太の結婚前夜はアカン。絶対泣く。ぜっっったい泣く」「朝からしずかちゃんとパパの話やめて(泣)」と思わず涙する人が続出。
また9月29日は、先代のドラえもんの声を演じた声優・大山のぶ代さんの命日で、「突然のドラえもん『のび太の結婚前夜』。今日、大山のぶ代さんの命日」「大山のぶ代版の『ドラえもん』懐かしくて涙が出てくるわ」「大山のぶ代さんと小原乃梨子さんのドラえもんや…」と懐かしむ人も見受けられた。
筆者は昔から『ドラえもん』が好きだが、温かい親子愛が描かれた『のび太の結婚前夜』は、とくに好きな話だ。子供のうちにこの話に触れ、さらに大人になって再び触れると、また違った味わいが見えてくる。とても深い作品だと思う。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)




