『あんぱん』視聴者から共感殺到したのぶのセリフ 「1番嫌いなセリフ」「わかりすぎてつらい」

26日に最終回を迎えた朝ドラ『あんぱん』。のぶ(今田美桜)のセリフのなかで、最も視聴者の共感が寄せられたという言葉について、脚本家の中園ミホ氏がこのセリフが生まれた“友人の話”を明かした。

■「今の私そのもの」「涙腺崩壊」共感

このセリフについて、Xでも視聴者から「のぶの『何者にもなれんかった』って今の私そのものだからしんどい」「『何者にもなれんかった』共感です。ほんと毎日の色々に追われていつの間にか歳を取ってしまった気がします」「『何者にもなれんかった』わたしもこれは、痛感している」「のぶの『何者にもなれんかった』に涙腺崩壊してしまった」との声が。

さらに「同窓会での友人の言葉なのか~。深い」「わかりすぎてつらい。朝ドラのヒロインがここまで言うなんて」「『何者にもなれんかった』が響いたな。何になりたいのかすらもう分かんなくなっちゃってて、目の前にある箱を仕分けしてる感覚」といったコメントもみられた。

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■「嫌いなセリフ」反発も

ただ、その一方で「何者にもなれんかった、にそんなに共感する人がいるなんて…。私には1番共感できないよ。世間は承認欲求強いな」「何者にもなれんかった、はあのドラマの中で1番嫌いなセリフです」「共感が多かったって言ってるけど、全然共感できない。たいていの人はそうじゃない?」と反発を覚える人も。

ただ「何者にもなれないってしょんぼりしなくてもいいと思うけどな。別に社会的な特別な人にならなくてもいいし、ならない人がほとんどだよね」「世の中ってそういう何者にもなれなかった沢山の人達が繰り返し紡いだ毎日の上に作られてる」「大半の人が何者にもなれない。それでも懸命にその生を生きるし、そういう人たちで社会は成り立ってる」といった肯定的な意見もみられる。

「『何者にもなれなくてもいい』じゃなくて、夫の功績で『何者かになる』のは、やはり何者かでなくては価値がないと言ってることになるのでは」との指摘も見受けられた。

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■現代においても根深い悩み

「何者にもなれんかった」現代社会においても根の深いテーマだと思った。

誰しもが「何者」かにならなくてはいけないのか、プレッシャーに感じる言葉でもあるが、一方で、「別に何者かになんかならなくてもいいのに」、と肯定的に考える人もいる。両者どちらの考え方や解釈があっても良いと筆者は思う。それが現代における多様性の在り方だとも考えさせられた。

大事なのは、何か選択をしたときに周りに流されず、自分の心の声を見失わないようにしたい。


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■執筆者プロフィール

しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。

現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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