豆腐の角に頭ぶつけて…恋川春町が“戯作者らしい最期” 松平定信の声にならない演技に「泣きました」
『べらぼう』36回で、最期の決断を下した恋川春町(岡山天音)。その原因となった松平定信を演じた井上祐貴が「定信の想い」を語った。
■収録直後のインタビューで…
定信は熱心に黄表紙を愛読してきた。だからこそ、黄表紙で励まされたときは大喜びし、それが皮肉だと気づいたときは余計に怒りを覚えたのだろう。
自身の行動が導いた悲しい結末に1人涙した定信。公式SNSでは、「春町の死を知った定信。ラストシーンの収録直後にお話を伺いました」と綴り、定信役の井上のインタビューを公開している。
井上は、大切な存在だった春町が、自身の政策のせいで命を絶ったことへの後悔、黄表紙を制圧していく葛藤があったと定信の気持ちを解説。「もうどこかにぶつけないと収まらないような感情になったからこそ、ああいうふうな行動に移ったのかと思います」と語った。
■井上の熱演に反響
春町の自害、定信の葛藤が垣間見える慟哭が描かれた今回。
視聴者からは「大ファンの春町先生に揶揄されて感情的に作品を絶版にした定信だけど、やはり凄く心中では葛藤があったのだと思いたい」「自分が推し進めた改革で大切な人の生命を奪ってしまった そんなどん底の状態での表情、声にならない心の声も表現されていた井上祐貴さんの演技に泣きました」との声が寄せられている。
■質素倹約が加熱?
定信は、仇敵の田沼意次(渡辺謙)を追い落とし、周囲の意見に耳を貸さず、徹底した質素倹約・文武両道を押しつけてきた。そんな我が道を往く冷徹な統治者でありながら、同時に「黄表紙ファン」の顔を持つ定信を井上は見事に演じているのだ。
次回予告では、定信がさらに質素倹約に邁進する姿が映し出されている。蔦重・戯作者と定信がどうぶつかっていくのか、今後の展開がますます楽しみになった。




