『アンパンマンのマーチ』の本当の歌詞、知らなかった… “消された1フレーズ”に涙
朝ドラ『あんぱん』で、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』の主題歌『アンパンマンのマーチ』をめぐる秘話が明らかに。その歌詞に改めて「染みる」といった声が。

24日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で、嵩(北村匠海)が『アンパンマン』のテレビアニメ用の主題歌の歌詞をつづる場面が。Xでは、じつは曲の歌詞が書き直されていたことや、元の歌詞のフレーズが視聴者の話題を呼んでいる。
■アニメ化で主題歌を作詞
『アンパンマン』のテレビアニメ化の企画を了承した嵩は、その主題歌となる『アンパンマンのマーチ』の歌詞を考えることに。「番組の顔」となるだけに「しっかり自分のメッセージを込めたいんだ」と、嵩は考え込む。
亡き家族らへの思いも込めて完成した歌詞には「たとえ いのちが終るとしても」というフレーズが。しかし、プロデューサーの武山(前原滉)に、制作サイドから「子供向けにはふさわしくない」との意見が出ていることを聞かされる。
のぶ(今田美桜)は反発するが、嵩は「子供向けの番組だからこそ、僕は妥協したくない。でもそれ以上に、この仕事に関わってくれる人みんなを喜ばせたい」と書き直しを承諾。他の部分の歌詞も見直し、『アンパンマンのマーチ』を完成させる。
■実際に書き換え
実際にやなせたかしさんは『それいけ!アンパンマン』の主題歌の作詞を手がけており、その歌詞は「たとえ 胸の傷がいたんでも」となっている。
やなせさんが編集長を務めた『詩とメルヘン』の編集者を経て、ノンフィクション作家となった梯久美子氏によると、やなせさんによる『アンパンマンのマーチ』の原曲では「たとえ いのちが終るとしても」と、子供向けとしては異例の死を暗示する表現のフレーズになっており、その後変更されていたという。
同曲の歌詞について、やなせさんが戦死した弟への思いを込めたとする言説もみられたが、やなせさん自身は著書のなかで「そんなつもりはなかった」と否定している。




