江本孟紀氏「野球が退化する」 セ・リーグDH制導入の“デメリット”明かす
2027年からセ・リーグもDH制度を採用。両リーグでプレーした江本孟紀氏はかなり不満があるようで…。

元東映フライヤーズ、南海ホークス、阪神タイガースの江本孟紀氏が19日、自身のYouTubeチャンネル『エモやんの、人生ふらーりツマミグイ』を更新。セントラル・リーグの指名打者(DH)制度導入に苦言を呈した。
■DH制度導入に独自見解
セントラル・リーグが2027年からDH制を導入することについて意見を求められた江本氏は「決めたならしょうがないですわな。これはやるしかないですよ」と前置きする。
続けて「決めたことを変えろと言ってるのではなく、これについてはどう思うかということで言えば、私はどちらかと言われたら、指名打者制度をする必要はない」と導入に反対した。
■「最も古臭い制度」
江本氏はパシフィック・リーグの指名打者制度導入が1970年代だったことを指摘し、「最も古臭い制度なんですよ。 最近の人たちはさも新しいように、良い制度と言うかもしれないけれども、私に言わせれば50年間もやらなかったことをなんでやるの?」と持論を展開。
さらに「50年間やって指名打者で成長した人なんかいないでしょ」「バッターは別に大した恩恵はないんですよ。投げられない、走れない、守れない。そういう欠陥のある選手が残るんですよ」などと、DH制度のデメリットを語った。
その後も「DH制度は救済措置」「野球が退化していく」と主張。「国際大会に合わせる」という意見も独自の理論で切り捨てていた。
■2027年からすべてDHに
パ・リーグがDH制度を採用したのは1975年で、セ・リーグは2024年まで頑なに導入を拒否していた。
とくに日本シリーズでは現在「セの本拠地はなし、パの本拠地はあり」だが、一時期は「一切不採用」「隔年ごとの採用」というルールになっていたこともあった。
パ・リーグにとっては不利な条件で戦うことを余儀なくされており、当時の野球界では「DHなしが野球の本筋」という江本氏の意見が主流だったようだ。
賛否はあるものの、2027年からセ・リーグのDH制は決定事項。未導入だった東京六大学野球、関西学生野球、高校野球も来季から採用で、再来年からは国内の主要野球はすべて「DHあり」となる。




