FA制度が「宣言制」になったのは巨人のせい? 小林至氏が明かす“新リーグ構想”との関係

アメリカとは違い、「FA宣言」をして初めて権利を取得する日本のFA制度。こうなったのは…。

撮影=sirabee編集部

元千葉ロッテマリーンズ選手で元福岡ソフトバンクホークス取締役の小林至氏が3日、YouTube「小林至のマネーボール」を更新。プロ野球のフリーエージェント制度が宣言制になっている理由を語った。

【今回の動画】小林氏がFA制度を徹底解説


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■愛甲氏が現行FA制度を疑問視

元千葉ロッテマリーンズの愛甲猛氏と小林氏がFA制度についてトークをした今回の動画。

そのなかで愛甲氏が、メジャーリーグでは資格を満たした選手はすべてFAとなるが、日本は「宣言」をして、手続きを進めることについて、「(このシステム)なんとかならないの? と思っている」と指摘した。

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■FA制度導入の経緯を解説

小林氏は「元々フリーエージェントって、選手も言ってたと思うんですよ、選手会で。 でも、あれ、巨人が導入したんですよね。巨人がフリーエージェントを制度を導入したいと言った」と解説。

続けて「その心としては、フリーエージェント制度を導入したら、スターはみんな巨人に来るだろうということで。最後は制度を導入しなければ、新リーグを立ち上げると。 ほとんどのチームが反対だったんですよ」と紹介する。

さらに「(巨人が)反対するなら、新リーグを立ち上げるっていうことで、導入されたんです」と語った。

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■宣言制は落としどころ

FA制度ができた当時の状況について小林氏は「他の球団はフリーエージェントが導入されると、みんな人気のあるセ・リーグの巨人、阪神、中日に行くだろうと。あとは当時だったら在京のセ・リーグチーム」と解説。

「ですので、パ・リーグを中心に絶対反対だと。新リーグと拳を振り上げたものの、落着点というところで、『宣言をする』という。落としどころで、宣言制になった」と持論を展開した。

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■宣言=FAしづらくする制度か?

現在も「宣言制」が続いていることを小林氏は「球団側の思惑通りなんです。あれは踏み絵なんですよ。 そういうことをやることによって、FAをする選手を減らそうっていうのが狙い」と解説。

続けて「FAしにくいように宣言をさせるっていうのは今でも。なぜならば12球団のうち、多くのチームが FA制度に反対だから」と語っていた。

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■1993年に導入

FA制度は1993年に開始。この年にはドラフト会議も大学・社会人選手の1位と2位に限り入りたい球団を決定できる「逆指名ドラフト」も導入された。

これは当時巨人のトップだった“ナベツネ”こと渡辺恒雄氏(2024年死去)が「認めないのなら、西武ライオンズと新リーグを作る」という構想をちらつかせ、認めさせたといわれている。

FAは選手に移籍の権利を認めるものだが、日本では「出ていく」と受け取るケースも多く、否定的な見解を持つファンもいる。

人的補償や通称「有原式FA」と呼ばれるポスティングシステムの抜け穴など、グレーゾーンもあるNPBのルール。そろそろ見直す時期に来ているのでは。

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