交流戦でパ・リーグが強い理由 小林至氏が語る“明確な数字”に反響「別角度から…」
15日終了時点で大きく交流戦の勝敗で勝ち越しているパ・リーグ。小林至氏がパ・リーグが強い理由を解説した。
■パ・リーグが強い理由は?
スタッフから「いまだに交流戦ではパ・リーグが強いイメージがある。それはなぜか」と質問された小林氏は、「これは明確な数字が出ていましたね、それはDH制ですよ」と解説する。
さらに同氏は「プロ野球をデータで研究するブログ」というサイトが算出したデータを引用。それによるとDH制を採用しているリーグとしていないリーグが対戦すると、その試合での採用有無は関係なく、「DHを採用しているリーグの勝率が5割3分、しないリーグが4割7分」というデータが出ているのだという。
■MLBでも同様のデータが
小林氏はさらに「パ・リーグはDHがある試合だと、普段通りじゃないですか。セ・リーグはスタメンに出ていない控え野手がでなければいけない。投手が打席に立つ試合でも、パリーグからすると投手を除いたベストな8人、9分の8選べばいいわけで、精鋭部隊が出てくるわけです」と解説。
続けて「これは日本だけでなく、大リーグでも全く一緒で、DH制を採用していたアメリカンリーグがナショナルリーグより、交流戦は圧倒的に強い。14年連続アメリカン・リーグが勝ち越している。今はユニバーサルDHになって、今はアメリカン・リーグもナショナルリーグも両方DHです。 これは2022年から」と語った。
■構造が変わらない限りパ・リーグが有利
巨人の原辰徳前監督が「セントラルリーグにもDH導入」を提言したものの、セ・リーグの各球団が拒否し、導入に至らなかった事例を紹介。
小林氏は「勝率5割3分と4割7分からさらに開くことはないのかもしれないけど、この差はつねにあって。構造が変わらない限り、パ・リーグが有利。統計上、AIに予測をさせると、やっぱり10勝8敗でパ・リーグが有利、9勝9敗にはならない、だそうです。それは私も実感として『そうだよね』と思いますね」と語っていた。
その後も同氏は統計上のデータを参照しながら、パ・リーグが有利になる理由を分析していた。ネットではこの動画について「小林さんの別角度からのトーク。 とても面白い」「DHの有無は大きいと思います」「今回のお話も『へぇぇぇぇ』と思う事ばかり」と称賛の声が上がっている。
■19年でパ・リーグが16回勝ち越し
交流戦は2005年のスタート以降、パ・リーグが16回、セ・リーグは3回の勝ち越し。ただし直近5年間で21~22年はセ・リーグが2年連続で勝ち越し。23~24年はパ・リーグが盛り返したが僅差で、かつてほど両リーグに差があるという見方は少なくなった。
2025年の交流戦は一時セ・リーグが全勝するなど、8日終了時点で24勝14敗と大きくリードしたものの、9日から14日までの6連戦でパ・リーグが全勝2回するなど、大幅に勝ち越し、15日終了時点でセ・リーグ29勝、パ・リーグ41勝となっている。
真偽は不明な部分もあるが、仮にセントラル・リーグにDHが導入された場合、勝数が変わる可能性もありそうだ。





