6人に1人が就職氷河期世代…手を差し伸べる政策に「20年くらい遅すぎる」ネット物議
21日放送の『あさイチ』では、6人に1人ともいわれる就職氷河期世代の不遇について特集。「地獄の世代」「氷河期は人災」など当時を経験したユーザーから怒りの声が渦巻いた。

21日放送の『あさイチ』(NHK)では、就職氷河期世代の不遇について特集。Xでも数多くの怒りの声が噴出するなど反響を呼んでいる。
■常に不遇が付きまとう世代
就職氷河期世代は、1991年のバブル崩壊後に就職難となった世代。主に1970年から1987年生まれの人が含まれ、日本の人口の6人に1人が氷河期世代といわれる。
10代で受験戦争、20代で就職難、30代で不景気、40代で上と下の世代の板挟み、50代からは介護問題がのしかかり…と、常に不遇が付きまとう世代でもあり、不安定な非正規雇用も多く将来的な不安も大きい。
■パワハラは「体育会系なノリ」?
就職難のため、やっとの思いで正規雇用にありつけても、「雑に扱っても辞めない」としてブラックな労働環境を余儀なくされたり、激しいパワハラを受けたりした経験のある人もかなり多い。
氷河期世代の青木さやかは、「ありましたよね、20年ぐらい前は。パワハラを前向きに体育会系なノリと考えて、『ちょっと待ってくださいよ』みたいなことで乗り切った、っていうことはありますし。自分自身もこういうノリなんだと…」と、当時は疑問に思うこともなかったことを振り返った。
■壇蜜「『助けて』って言うのは苦手」
国も、氷河期世代への支援に乗り出し、正規雇用者の増加やリスキリングといった支援策を打ち出し、家計改善や資産形成、住宅確保への支援も検討している。
しかし、当時流行語ともなった「自己責任」が刷り込まれた世代であり、社会や政治など構造的な問題ですらも「自分が悪い」と内面化してしまう人も多い。
青木と同じく氷河期世代で就職難を経験した壇蜜も、「助けてもらって、その後何かを続けていける自信がない。助けるに値する人間なのかも自問自答してしまう、っていうのがあって、どうしても『助けて』を言う自信がなかったんです」と話す。
「だったら自分のことを自分で犠牲にするしか、能力を見せる場所ってないのかなって考えてました。いまもそれが少し残っていて、やっぱり『助けて』って言うのは苦手です」と本音を吐露した。




