『赤いきつね』と『緑のたぬき』、意外な年齢差に驚き… 4割弱が「知らなかった」と判明
『赤いきつね』と『緑のたぬき』は、じつは同時に発売された商品ではないことが判明。東洋水産は「『赤いきつね』の方が早く発売された」と説明する。

ジョン・レノンとポール・マッカートニー、シャーロック・ホームズとジョン・ワトソン、キュアブラックとキュアホワイトといった具合に、この世には唯一無二の名コンビ、名タッグが存在する。
さて読者諸君は、そんな名コンビの代表格『赤いきつね』と『緑のたぬき』に秘められた、意外なエピソードをご存知だろうか。
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■どちらが先に発売された?
テレビCMでも使われていた「あーかいきつねと緑のたーぬーき」という印象的なフレーズでお馴染みの『赤いきつねうどん』と『緑のたぬき天そば』。
以前Sirabee編集部では、全国の10〜60代の男女544名を対象としたアンケートにて、これらの商品の「どちらが先に発売されたか」という点について調査を行ったことがある。

その結果、最も多い回答は「赤いきつね」(60.8%)で、次点で「同じタイミング」(20.4%)、最も少ない回答は「緑のたぬき」(18.8%)とだった。
■きつね、じつは2年も先輩だった
前出の「あーかいきつねと緑のたーぬーき」が指すように、やはり「先ずは『赤いきつね』ありき」というイメージが強い人は多いだろう。

そこで、両製品の歴史について東洋水産に尋ねてみたところ、『赤いきつねうどん』は1978年(昭和53年)8月10日、『緑のたぬき天そば』は1980年(昭和55年)8月11日発売と明らかになった。

なんと、発売のタイミングに2年もの差が生じていたのだ。なお、前出のアンケート結果を年代別に分類したところ、発売時期のリアルタイム世代に当たる50〜60代はやはり正答率が高かった。

『緑のたぬき』の誕生・命名の経緯について、東洋水産の広報担当者は「『赤いきつね』の姉妹品として発売するにあたり、パッケージの色は店頭での相乗効果を考え、赤の補色である緑色が採用されました。また『たぬき』も同様に、『きつね』との連動から決められました」と、説明している。
■正式には「たぬきじゃない」かも?
ちなみに、「たぬき」要素については、こんな裏話も。
担当者は「もともと関東で『たぬき』と言えば、天ぷらの『たね抜き』が変化した揚げ玉のことを指しました。『緑のたぬき』は小エビたっぷりのこだわり天ぷら入りなので、正式には『たぬき』とは言えないのかもしれません。しかし、赤いきつねとのバランスなども考えて、最終的にピッタリの名前に落ち着きました」と、語っている。
次に『赤いきつね』と『緑のたぬき』を食べる際は、両製品の歴史を感じてみてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ 取材協力/<a href="https://www.maruchan.co.jp/">東洋水産</a>)




