左折が日本一難しい道路、あまりの狭さに「設計ミス?」と悲鳴 通常より「1m狭い車線」と判明
熊本県熊本市で、あまりにも左折が難しすぎる道路が発見されて話題に。「AI生成かと思った」「設計ミス?」など、驚きの声が上がっている。
■「最も狭い幅員」の長さに衝撃
何この左折レーン、無理が過ぎるやろ笑 pic.twitter.com/egr2WoHWhM
— 浜坂三角 (@Route__178) March 29, 2025
件の道路は、今からちょうど60年前の1965年(昭和40年)1月20日に市道認定、および供用開始となった。
横断歩道と鳥居が共存している経緯について、中央区土木センターの担当者は「それ以前は藤崎八幡宮様において参道として管理されておりましたが、車両の乗入れが増加するなど公道としての利用度が高まっていきました。そのため、前年の1964年(昭和39年)に藤崎八幡宮様と『大鳥居等はそのまま存置する』という契約を交わし、1965年からは市道として本市で道路の維持管理を行っております」と、説明している。
左折レーンが極端に狭くなった道路だが、果たして「数値」で見た場合、最も狭い部分ではどれほどの幅員が確保できているのだろうか。
まず、一番右側の車線(国道3号線から参道へ左折して進入)は3.1m、その左隣の車線(鳥居内にある、参道へ直進)は2.6m、さらにその左隣の車線(鳥居内にある、直進・右折レーン)は2.5m、そして一番左側の左折レーンは、なんとわずか2.1mと判明したのだ。
車両走行時の注意点について、担当者は「徐行するなど、安全運転に努めて頂きたいです」と、コメントしている。
■国交省「通常の幅員は3m前後」
ちなみに国土交通省に確認したところ、「道路構造令」第5条第4項では、一般国道および高速自動車国道の幅員の基準を3m前後と定めていることが判明。
つまり、今回話題となった左折レーンは、我々が日常的に目にしている道路車線と比較すると、幅員が1mも狭いことになる。
思わず、法的に問題がないのか心配になってしまったが、国土交通省の担当者は、あくまで「基準」であると強調。加えて、「地方道に関しては、地方ごとの技術基準で幅員を定めています」と、説明してくれた。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




