久々に号泣した名作…1匹のパンダ「フーバオ」と人間たちとの絆を描いたドキュメンタリー作品『私の親愛なるフーバオ』

韓国で育ったパンダと、その飼育員たちの姿を追う『私の親愛なるフーバオ』が4月18日公開。

『私の親愛なるフーバオ』
(©2024 ACOMMZ and EVERLAND RESORT. All rights reserved.)

2020年、韓国で初めて自然繁殖でジャイアントパンダが生まれました。その名も「フーバオ」。

そのかわいらしい姿を中心に、彼女を取り巻く人間たちとの絆を描いたドキュメンタリー『私の親愛なるフーバオ』が4月18日より公開。

もの言わぬ動物と言葉をあやつる我々人間は、どこまでわかりあえるのか…本作から考えてみましょう。


画像をもっと見る

■韓国のかわいい人気者

『私の親愛なるフーバオ』
(©2024 ACOMMZ and EVERLAND RESORT. All rights reserved.)

『私の親愛なるフーバオ』は、「幸せを与える宝物」の意味の名前を持つ「フーバオ」こと韓国のジャイアントパンダが2024年、中国に返還されるまでを追ったドキュメンタリー。

フーバオが生まれたのは、アミューズメントパーク「エバーランド」。そこでフーバオを世話するカン飼育員をはじめとした飼育員たちが、日々愛情たっぷりにフーバオと向き合う姿は、温かい気持ちにさせてくれます。ですが、フーバオが中国へ帰るお別れの時が、次第に近づいていて…?

関連記事:マツコが辿り着いた「最高のキャベツの食べ方」が目からウロコ “あるもの”と炒めるだけで絶品に

■自分の人生を生きる人々

『私の親愛なるフーバオ』
(©2024 ACOMMZ and EVERLAND RESORT. All rights reserved.)

本作は、フーバオが主人公ではありますが、むしろ飼育員や「エバーランド」の来場客など、フーバオの周囲の人々のリアルな姿によって、実はそのひとりひとりが自分の人生を生きる主人公であると気づかされます。

特にフーバオが生まれた時から、中国に帰る最後の日まで世話をし続けたカン飼育員。「フーバオのおじいちゃん」として親しまれてきた彼の人生もまた、浮き彫りになっていきます。避けられない「別れ」と、人はどう対峙するのか。自分自身と重ねあわせて、感情移入してしまうでしょう。

関連記事:マツコが辿り着いた「最高のキャベツの食べ方」が目からウロコ “あるもの”と炒めるだけで絶品に

■いっしょに過ごした瞬間

『私の親愛なるフーバオ』
(©2024 ACOMMZ and EVERLAND RESORT. All rights reserved.)

カメラは、フーバオが中国へ渡った後も、その姿を追い続けます。新たな土地で、フーバオの新しい物語がはじまりますが、それは同時に、カン飼育員にとっても新しい物語がはじまることを意味します。

「映画」というひとつの「ストーリー」で見ると、「フーバオとの別れ」が最大のクライマックスになるのかもしれません。それでも、ドキュメンタリーである本作では、その後も続く「現実」を見せてくれます。

カン飼育員は、フーバオと共に過ごした時間を糧にして、新たな活動をはじめるのですが、それはもの言わぬ動物に対して、言葉を超えた愛情を注いだからこそ。そうすると、「いまこの瞬間」が、最も貴重で、生きていく光になることを教えてくれるのです。


++++++++++++++++++++
『私の親愛なるフーバオ』
4月18日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー
公式サイトはこちら

・合わせて読みたい→マツコが辿り着いた「最高のキャベツの食べ方」が目からウロコ “あるもの”と炒めるだけで絶品に

(文/Sirabee 編集部・尾藤 もあ

【Amazonセール情報】ココからチェック!