MLB移籍後の佐々木朗希、なぜコントロールを乱している? 江川卓氏が解説「バッターがそれほど…」
ドジャースに入団後、フォアボールを出す場面が多くなっている佐々木朗希。江川卓氏が語るその要因とは。
■コントロールが乱れている理由は?
スタッフは佐々木投手がドジャース入団後、制球が定まらないシーンが目立つと指摘し、その要因を質問する。
江川氏は「160キロを投げてるわけですけど、日本で投げてる160キロは圧倒できる速さなんですけど、向こうに行くと158キロぐらい投げる投手はいっぱいいるので、バッターがそれほどまっすぐに対する反応をしないんですね」と持論を展開。
続けて「そうすると自分のなかでもう少し良いところに投げなきゃとか、フォークを落とさなければという感覚にどうしてもなるので、 それがものすごくコントロールを乱している原因だと思います」と分析した。
■球数制限も影響?
さらに江川氏は「5回まで投げるためには80球で納めなきゃいけないという、ボールを投げてしまうと、 5回まで行けない、勝利投手にならないっていう恐怖感ですね。 それはすごくマウンドの上であるんだと思いますね」とチームの厳正な球数管理を指摘。
今後について「彼の速さでフォークボールが落ちれば打たれないですから。悪いときは打たれるよね、良いときは抑えられるスピードを持っているんだと。 メジャーに来てもほかの人よりは球が速いんだよ、フォークも落ちるんだよという感覚でマウンドに上げてあげると、もう少し良い結果が出るんじゃないかと思いますね」と語る。
その後もピッチクロックや、異国の地での「習慣の違い」を指摘。「早く慣れてほしい」とアドバイスを送っていた。
■6日のフィリーズ戦で好投
佐々木投手は日本で行われた3月19日のシカゴ・カブス戦でメジャー初先発。元々東京ドームが苦手なこともあり、3回1安打5四球1失点で降板した。
アメリカ本土初登板となった3月29日のデトロイト・タイガース戦でも押し出しを含む4四球で、2回途中でノックアウトされた。
しかし、3試合目の先発となった4月6日のフィラデルフィア・フィリーズ戦では5回途中まで投げ、1失点4奪三振、2四球と好投。内容が改善されており、今後の本領発揮が期待されている。





