トム・ハンクスが10代から70代を熱演! 実家を思い出す、時を超えた物語
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督が手がけるヒューマンドラマ『HERE 時を越えて』が4月4日公開。

4月4日公開の『HERE 時を越えて』。そこにはさまざまな家族が登場しますが、メインの家族になる夫リチャードをトム・ハンクス、妻のマーガレットをロビン・ライトが演じ、それぞれが10代から70代を演じ切ります。
名優同士の共演もさることながら、郷愁を誘うストーリー展開にも注目。観た後は、どこか懐かしくほっとする本作の魅力を探ってみましょう。
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■壁になって見る家族の肖像

本作は、2014年にデザイナーのリチャード・マグワイアが発表した同名原作を、名匠ロバート・ゼメキス監督が実写化した作品。
「HERE=ここ」とは、ある家のリビングで、その場所をカメラが延々と映し続けているような形になっています。
プロデューサーのデレク・ホーグ曰く、「あなたがた観客は壁のようなものだ。あなたは今ここ、この場所で展開されるストーリーを目撃している」。つまり画面に映る場所は変わりませんが、そこを行き来するのは、紀元前から現代まであらゆる時代を生きる人々。時を超えて、その家で毎日を過ごす家族の姿を、カメラは淡々と見守っています。
■とある家のリビングで

1945年、画面に映る家に引っ越してきたのは、戦地から帰還したアル(ポール・ベタニー)と、妻のローズ(ケリー・ライリー)。やがて2人の間に、長男リチャードが生まれます。
絵が上手なリチャードは、高校生になり、将来は絵描きになりたいと思っていました。そして、弁護士になる夢を持ったマーガレットと出会い、恋人になりますが、マーガレットの妊娠がわかり、1964年、2人は画面に映るリチャードの家で結婚式を挙げます。そこで長女ヴァネッサが生まれ、家族が増えていくのですが…?
■帰りたくなる場所へ

このリチャードの高校生時代から、老いた姿までを演じたハンクスが「本作を観た人の多くは、子供の頃の家を思い出す」と語るように、時代や国は違うといえど、観客の脳裏にはそれぞれが持つ原風景がよぎるでしょう。
人や時代が変わっても、記憶の中の「家」のように、変わらないものもあります。それは、生きていく上で、ふと不安になったり、悲しみに沈んだりした時に、「帰る」と安心する場所なのかもしれません。本作を観た後、かつての子供だった自分が確かに存在した空間に、そっと心が帰っていくはずです。
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『HERE 時を越えて』
4月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
公式サイトはこちら!
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(取材・文/Sirabee 編集部・尾藤 もあ)




