自衛隊員のノリノリすぎるプリクラ流出、その正体に国民が驚き 連隊は「チャリで来た」の指導行ったと説明

陸上自衛隊が装甲車前に設置した、ネットミームだらけの看板が「あまりに面白すぎる」と話題。自衛隊は「『チャリで来た。』などの指導を行った」と説明する。

2025/03/17 04:45

■自衛隊「元ネタ知らない隊員にも指導した」

「はたらく車大集合!」主催・JR西日本コミュニケーションズの担当者は、イベントの詳細について「コロナ禍により通常のイベントに制限がかかる中、ゆめタウン徳島さまが地域貢献の一つとして『地元で活躍する方々の活動を知って頂く場』としてスペースをご提供しておりました」「そこで、第15即応機動連隊の装備品展示や職業説明会等を実施頂くようにお申し出をし、実現しました」と、説明している。

「はたらく車大集合!」

続いては「ノリノリすぎる自衛隊」として話題の第15即応機動連隊に話を聞く。

すると看板作成の経緯について、担当者からは「イベントでWAPCなどを展示するに当たり、安全管理のため注意喚起しなければならない場面があり、せっかく興味を持って自衛隊を見に来てくれたお客様に注意喚起するのを心苦しく感じていました」「そこで面白い注意喚起のパネルがあれば、お客様も嫌な気持ちにならず『安全にもっと楽しんでもらえるのではないか』という思いから、あのパネルを作成しました」との回答が得られたのだ。

「はたらく車大集合!」

「ネットミーム」と聞いて「ウケねらい」の印象を抱いた人も少なくないと思うが、実際は「安全に楽しんでほしい」という、思いやりの気持ちから生まれた取り組みと判明。

デザイン決定の経緯について、担当者は「まず『良い例』の記念撮影のデザインを考えていた際、一番に思いついたのが『WAPC で来た。』でした」と、説明する。

「はたらく車大集合!」

そこから構想を膨らませ、「『悪い例』のデザインも、見たことのあるポーズにしたら面白いのでは」という意見があがったそうで、担当者は「ネタを詰めに詰め込んだ、あのパネルが完成しました」「それぞれのポーズを撮影する際には、元ネタに触れたことがない隊員もいたため、知っている隊員で指導しながら撮影しました」と、作成時の様子を振り返っていた。

「はたらく車大集合!」

自衛隊が真剣に「笹食ってる場合じゃねぇ!!」や「チャリで来た。」の指導を行っている図を想像すると、とんでもなくシュール(褒め言葉)である。

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■自衛隊が守りたい「笑顔」

「はたらく車大集合!」

X上で大きな話題となった件について、自衛隊の担当者は「こんなに多くの方々に注目して頂けたうえ、盛り込んだ5つのネタが全て見破られており、嬉しかったです!」と、笑顔を見せる。

さらに「第15即応機動連隊は、他にも様々なイベントに出ています。普段、間近では見られない車両に乗れたりもできるので、ぜひいらしてください!」「また、パネルに出ていた隊員もいるかもしれないので、見かけた時には気軽にお声掛けください」と、これまたノリノリなコメントを寄せてくれたのだ。

「はたらく車大集合!」

国民の平和を守るため、日夜励んでいる自衛隊。その「平和」には、人々の「笑顔」も含まれているのだと、改めて実感した思いである。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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