ストレスを感じたとき、食欲は「増える」「減る」どっち? 約4割の回答は…
食欲の変化だけでなく、体の不調を感じたら早めに医療機関へ。
■ストレスを感じると食欲が落ちる?
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女731名を対象に実施した調査では、全体で42.8%の人が「ストレスを感じると食欲が落ちてしまうほうだ」と回答した。

なお男女別に見ると、男性は44.4%、女性41.3%という結果になっている。
■なんとなく何を食べても美味しくない
編集部が話しを聞いた30代の男性は、「前に在籍していた部署にそりの合わない先輩がいて、ことあるごとに強く当たられて参っていました」と振り返る。
異動するまでの間、なんとなく何を食べても美味しくないような気がして、意識しないうちに食欲が落ち、体重が落ちていることで初めてそのことに気付いたそう。
日々のストレスが本人も気付かないうちに健康にも影響することもあるため、注意が必要だ。
■「機能性ディスペプシア」などを発症する人も
食欲が落ちるのには、ストレスを感じたときに働く交感神経が大きく関わっている。
ストレスが交感神経に伝わると、胃の血管が収縮して血流が低下し、胃粘膜を保護する胃粘液の分泌が減少する。その結果、胃粘膜の保護機能が低下している状態で胃酸という強い酸にさらされることで、胃痛や胸焼けを感じ、食欲が落ちてしまうことがあるのだという。
結果、胃腸に明らかな異常が見られないにも関わらず、胃痛・胃の灼熱感・胃もたれ・早期満腹感といった症状が現れる「機能性ディスペプシア」や、腸そのものには異常はないのに、腹痛、下痢、便秘を繰り返す「過敏性腸症候群」といった病気を引き起こすこともある。
不調を感じたら、早めに医療機関を受診したほうが良いだろう。
■ストレスは過食にも関係
こうした食欲不振に悩む人がいる一方で、ストレスが原因で過食になってしまう人も。
ストレスを感じると分泌される「コルチゾール」というホルモンは、過食に深く関係している。コルチゾールは幸せホルモンと言われる神経伝達物質「セロトニン」の分泌を抑制するのだが、このセロトニンには食欲を抑制する働きがある。
精神の安定に寄与し、食欲を抑制するはずのセロトニンの分泌量が減ることで、食欲の歯止めが効かなくなり過食に走ってしまうのだ。
ストレスの原因となるものを取り除ければ良いのだろうが、なかなかそうもいかないこともある。せめて規則正しい生活を心掛けることで、体のリズムを整えることで少しでもホルモンがバランスよく分泌されるようになると良いのだが…。
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(文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)
対象:全国10代~60代男女731名 (有効回答数)





