やってよかった「カップ焼きそば」鬼進化レシピ でも調理に3日かかりました…
日本の国民食「ペヤング」。料理研究家・けんた氏が紹介していたアレンジレシピが最高で…。
■乾燥作戦は失敗…

乾燥作業開始から約2日経った早朝、聞き慣れない轟音がアパート共有部廊下から響き渡ってきた。誰かが洗車でもしているのかな…と思い、目をこすりながらドアを開けると、昨日“乾燥寸前”だった紅生姜が元の元気な姿になっているではないか。
周囲を見渡すと廊下も手すりも水浸し。一体どうなってるんだと立ちすくんでいると、長靴姿のアパート管理人がニッコリ笑顔で表れ「あ、今日は半年に一度の共有部掃除なんです。最新の高圧洗浄機を買ったんですよ。いいでしょ」と最新機器を見せびらかせてきた。写真はその時、ルンルンで水をまいている管理人だ。
記者は管理人のおじさんと仲が良い。荒れたゴミ捨て場や駐輪場を勝手に清掃したことがあり、感謝されたことから仲睦まじくなった。しかしさすがにこの時だけは、高圧洗浄機を奪い取って頭からかけてやろうと思ったが、共有部の手すりに置いた記者が完全に悪いと判断し思いとどまった。
涙目で「廊下、すごくピッカピカですね…」と愛想笑いを浮かべ、紅生姜を回収すると静かにドアを閉めた。
■「最後の手段」で無理やり解決

約2.5日経って、振り出しに戻った記者。編集長に「あの記事どうなった」と言われるのは時間の問題だ。半ば破れかぶれになり、平皿に置いた紅生姜を電子レンジで加熱することにした。ラップはかけず、水分だけを飛ばす作戦だ。
通常モードで加熱すると、紅生姜から見た感じヤバめな光と煙が上がり即中断。仕切り直して、最弱の解凍モードで約2分加熱すると問題なく、なんと水分はなくなり、カピカピの紅生姜が出来上がっていた。
酸っぱい匂いが電子レンジに残るこの方法はあまりおすすめできないため、善良な読者諸君はしっかり天日干ししてカラッカラにさせてもらいたい。
■最高の仕上がり

出来上がった乾燥紅生姜を深い皿に入れ、キッチンバサミを何十回もチョキチョキさせ細かくする。
その後、すり鉢に入れ、すりこぎ棒でゴリゴリ擦る。これはけんた氏が普段“あたる”と表現する工程で、より食材が細かくなり、ひときわ香りが立つのだ。

そこに大さじ1杯分の青海苔、いりごまを入れてミックスさせればペヤング“ふりかけ”再現版の完成。
本家のふりかけに比べると、素材の大きさが荒い感じもするが、断然風味は再現版の方が良い。出来立て最高…。
■なんてウマさなのだろう…

ペヤングにかけて実食。
普段食べているものが100点なら、150点はつけられるほど激ウマい。麺をすするたびに、紅生姜、青海苔の豊かな香りが鼻腔を通り、生姜のピリ辛感、ごまの香ばしさが大きなアクセントになっている。
しかもかけ放題。付属ふりかけの10倍ほどかけても全然ペヤングの良さはかすむことなく、旨味だけがアップしている印象だ。

いままで様々なレシピを試してきたが、今回の自作ふりかけが最も感激した。トラブルが原因で完成まで約3日もかけてしまったが、試食してすぐ「誰かにコレを教えたい!」と身を震わせた。けんた氏も毎回そんな心境なんだろうと、プロの凄みの一端を知った思いだ。
動画では、この自作ふりかけを茶漬けに入れると美味しいと紹介していた。次回はそれにチャレンジしつつ、まずはこの自作版がなくなるまでペヤングを食べ続けたい。
Source:Amazon.co.jp
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