道路に設置された大量の看板、予想外な光景にギョッとした 「こんなことある?」と話題に…

奈良県・天理市の道路にて発見された大量の「飛び出し坊や」が話題に。現地の交通事故の件数を、奈良県警に取材した。

2025/01/27 04:45

■坊やたちの「設置場所」をよく見ると…

「飛び出し坊や」とは、児童が道路に飛び出して自動車などと接触する事故を防止する目的で、ドライバーへの注意喚起のため通学路などに設置される看板である。

今回話題となった写真を天理市役所に確認してもらったところ、同市ではこれらの飛び出し坊やに関する「道路占用許可」の相談は受けていないことが判明。しかし、これらの坊やたちは決して「違法」ではない点に注目したい。

飛び出し坊やたち

天理市の担当者は「道路に直接ではなく、住宅敷地内にあるフェンスや柵に設置されているため、地域のご家庭やPTAの方々が主体となり、ご協力しあって設置されたものではないでしょうか」と、分析していたのだ。

確かに、あくまで敷地内に設置されたものであり、いずれも道路の通行を妨げるような位置ではないだろう。

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■「大量の事故現場」と思いきや…

続いては、当該道路における過去10年間の交通事故件数を奈良県警に確認してもらうことに。

その結果、子供(中学生以下)の巻き込まれた人身事故件数は、2019年に起こった車と自転車の接触事故の1件のみと判明した。物損事故(過去5年間)に関しては年に1、2回という頻度であった。

飛び出し坊やたち

そのため、23年2月以降に大量の交通事故が発生し、多くの飛び出し坊やたちがやって来た…といったワケではなさそうである。設置自体はごく最近のようで、担当者も写真に写った大量の坊やたちに、やや驚いた様子を見せていた。

通行人にとってもドライバーにとっても「注意しすぎるということはない」と言えるのが交通事故。どちらの立場にある際も、気をつけてほしい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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