下柳剛氏、藤川球児監督率いる阪神タイガース新コーチの能力に太鼓判 「あの男は…」
下柳剛氏が藤川球児監督率いる新生阪神タイガースの「あるコーチ」の能力に太鼓判。
元阪神タイガースの下柳剛氏が自身のYouTubeチャンネル『柳に風』で、阪神タイガースのコーチ陣について持論を展開した。
■新生タイガースを分析
下柳氏が藤川監督率いる新生タイガースを分析した今回の動画。
岡田彰布前監督が率いた今シーズンの阪神が優勝を逃した要因を、打線の得点力不足や、9月の最終盤で疲弊したリリーフ投手陣が打たれてしまったことと分析する。
2025年シーズンについては「藤川監督はリリーフをやっていたし、金村暁が矢野燿大、金本知憲監督のときにリリーフ担当でブルペンに入っていたから、うまくいくだろう」と予想した。
■片山コーチの能力を絶賛
さらに下柳氏はブルペンキャッチャー兼コーチに就任した片山大樹氏に言及。「あの男は2、3球受けたら、ピッチャーの今日の調子がすぐわかるキャッチャーやから」と能力を高く評価する。
続けて「片山が受けて『今日はやめたほうがいい』と、アドバイスする権限が彼にもできたから。リリーフはなお一層、うまく回るんじゃねえかなと思ってるんだけどね」と持論を展開した。
■さらに強力なリリーフ陣に
来年の阪神投手陣には「(片山コーチが)今まではただ受けるだけだったんだけど、意見を言える立場になったから。うまくいったらもっと強力なリリーフ陣になっていくんじゃないかな」と語る。
その後、下柳氏は守備の重要性を力説。因縁の深い田中秀太氏が守備走塁コーチになったことを挙げ、「YouTubeに呼びたい」と語っていた。
■一軍経験はないものの…
新任の片山コーチは現役時代も阪神に所属。一軍経験はなかったが、人柄が評価されたこともあり、引退後2004年までブルペンキャッチャーを務めた。
今回のように裏方の人物が昇格し、コーチになるケースは極めて異例。どのようなチーム運営になるのか、注目される。
また、投手コーチには矢野・金本監督時代の実績がある金村氏と留任の安藤優也コーチが控える。