約6割が「駅での移動」で利用するのは… エレベーターは楽、でも健康を考えて
駅での移動は疲れるが、健康のことを考えるとエレベーターよりも…。
駅での移動では、階段やエスカレーター、エレベーターなどを利用することも多いだろう。エレベーターなら体力を使わず楽に移動できるが、健康のことを考えてあえて階段を選ぶ人も…。
■約6割「駅はエレベーターより階段」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女652名を対象に「駅での移動」に関する意識調査を実施したところ、全体で62.3%の人が「駅ではエレベーターではなく階段をよく使う」と回答した。
エレベーターの使用を控え階段を積極的に利用することで、日常生活での運動量を増やそうとしているのかもしれない。
■階段利用、男性に多く
性年代別では、多くの年代で男性の割合が高くなっているのが特徴といえる。
女性の中にはヒールなどを履いている人もいるために、できるだけ移動は楽に済ませたいのかもしれない。
■健康のために階段を
健康のために階段を使うようにしている40代男性は、「最近、体力が落ちてきたと感じているので、駅ではできるだけ階段を使うようにしています。仕事が忙しくてなかなか運動の時間が取れないこともあり、階段を使うことで少しでも日常に運動を取り入れられたらと思っているんです」と語る。
またエレベーターは待つ時間があるのがデメリットだと思っているようで、「エレベーターは待つのに時間がかかりますし、ラッシュの時間帯は人がいっぱいで乗れないこともありますからね。そのために、階段を使っているところもあるんです。多少息が切れることもありますが、健康のためと思ってがんばっています」とも話していた。
■膝が悪くなり階段がつらい
体調面からエレベーターを利用するようにしている50代女性は、「膝の痛みが出るようになったので、駅ではできるだけエレベーターを使うようにしています。本当は健康のために階段を利用したいのですが、膝にかなりの負担がかかってしまうのが怖いんです。どうしても階段しか見当たらないときは、仕方なく利用しますが…」と理由の述べた。
若い頃にはエレベーターをほとんど使わなかったそうで、「若い頃は階段をなんなく使えたのに、すっかりと体が衰えてしまいました。昔は『エレベーターを使うなんて甘え』と思っていたところもあったのですが、甘えなどではなく階段が使えない人がたくさんいると今ではわかります」と続けた。
・合わせて読みたい→日ハム・清宮幸太郎、“減量のプロ”に教わったダイエット方法を紹介 超シンプルで…
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女652名