マッチしたら男性と電話 彼が言った「付き合うなら何が大事?」の意味は…
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
■お笑いの事務所
数日後、LINEに着信がきていました。それは、ワイルドスギちゃん若い版からでした。完全に忘れていた存在。私は、そこまで親しくないのに電話してくる人が得意ではありません。しかも、夜でした。そのまま折り返すことはせず数日放置、そしてまた忘れてた頃に、スギちゃんから電話。
なにかあったのだろうか? 時間は深夜でした。深夜に電話してくる時点で礼儀がなってないし、ないなとは思うのですが…やはりなにかおもしろいことになるのでは? と、思ってしまう。
電話に出ると「おー、久しぶりぃ」とガサガサした声。「なにやってんのー?」酔っ払っていてベロベロ。適当な会話をしてきました。もう切りたい。すると、突然、沈黙。そして言いづらそうにスギちゃんがこう言いました。「…お笑いの事務所ってどこがいいと思う?」 ん? お笑いの事務所?
■後輩になるかもしれない男
「やっぱ、1番の夢っていうか、芸人が…」まさかの芸人志望。あれ? 仕事だと言っていたコンサルはどうした? 「やっぱカッケーって思うし、まほの事務所とかどうかな?」「どこがおすすめ?」「まずはどうしたらいい?」。もう事務所に所属する前提で私に相談を持ちかけてきました。
お笑い芸人憧れ男だったとは。最初は養成所からだよ、まずネタだよ、ステージ立ってみないとわからないから、などごくごく普通のアドバイスを一応しました。まあ、ないと思うけど後輩になるかもしれないし…。
それから、スギちゃんからの電話は1回だけありましたが出なかったため、もうかかってくることはありませんでした。
マッチングアプリほど濃い体験をできるものはない。多少のストレスはかかるものの常に人間ドラマが繰り広げられている。次にマッチングしたのは、普段会社では面接をするような立場というキラキラした若者。誠実そうに見えていいのですが、私は見落としていたのです。
カジュアル男性は100パーセント見抜けると思ってたのに…続く!
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
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(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)