『全決』人が消える怪現象“神隠し”の真相に視聴者騒然 「そっちの意味だったのか」「想像を超えてきた」
『全領域異常解決室』6話で人が消える怪現象「カミカクシ」について言及。単なる「神隠し」ではない、別の意味があると判明して…。
13日放送『全領域異常解決室』(フジテレビ系)では、これまで解明されていなかった「カミカクシ(神隠し)」の真相が明かされ、大きな話題を呼んでいる。
■5話で衝撃事実が判明 ※ネタバレあり
本作は、最先端の科学でも解明できない「不可解な異常事件」を解決すべく、世界最古の捜査機関「全領域異常解決室」(全決/ゼンケツ)の室長代理・興玉雅(藤原竜也)と同室の新人・雨野小夢(広瀬アリス)が奔走する1話完結のミステリードラマ。
5話で、「八百万の神々が人間に転生し生活している」「神の特殊能力で起きた不可思議な事件を人間達に気づかれないようにおさめるための組織が全決」といった衝撃の事実が判明。興玉も自身を神だと明かし、犯罪予告を繰り返す謎の人物(神)・ヒルコと全決が「戦争状態にある」と語られた。
■「神の魂」は不滅だが…
6話では、ほかの全決メンバーも「神が転生した人間」だと雨野が知る。
「神の魂」が人間に宿り、物心ついたころに神としての記憶が蘇ると興玉は解説。体は人のため病などで亡くなってしまうが、神の魂は不滅で新たに生まれた赤子に宿り、何度も新たな人間として人生を送り世のなかを見守ってきたという。
その神の魂・記憶を消す別れの儀式が「事戸(ことど)渡し」で、神としての記憶が消された状態で肉体が死ぬと「その神は体ごと魂も永遠に消え去ることになる」と明かされた。
■「カミカクシ」の本当の意味
ここで、本作の導入部分で起き、いまだ全容が明かされていない「カミカクシ」事件の真実に興玉が触れていく。
突然、人の行方が知れなくなる怪現象が「カミカクシ」とされているが、本作では5人の被害者が衣類だけを残して姿を消した。じつはその被害者達は「重要な立場にある神」で、興玉は「これがいわゆる『神隠し』です」と告白。雨野は次々明かされる事実に驚きながらも「つまりヒルコは、本当に神様を消してたってことですか」と事件の真相に触れる。
■真相に視聴者も反応
「彼らは永遠に戻ることはありません。神が消されるなんて、そんなことは我々の長い歴史のなかでも初めてのことです」と興玉は嘆き、ヒルコの正体を暴き、反乱を止める重要性を説いた。
神が人を隠すとされる怪現象の「神隠し」ではなく、神が隠される(消される)のが「カミカクシ」事件だと判明した今回。
視聴者からも「神たちが消されたから『神隠し』 そっちの意味だったのか」「まさか本当の神隠し事件だったとは すごい展開~うなるな 想像を超えてきたよ」「神隠しという言葉に対するドラマ独自の解釈も好きなのだよな 神『が』隠すのではなく神『を』隠す」「そうか、そっちだっとは…(目から鱗)」と驚く声が殺到していた。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)