およそ7割が断れずに… 誘われたイベントに行ってみたものの「こぼした本音」
人間関係は大切にしたいと思うけれども、興味がないイベントへの誘いは…。
■約7割「興味がないイベントに…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女652名を対象に「人間関係」に関する意識調査を実施したところ、全体で72.2%の人が「興味がないイベントに付き合いで参加した経験がある」と回答した。
職場や友人などの関係で、断ることが難しくなった人が多くいるようだ。
■女性に多い特徴
性年代別では、30〜50代の女性が多くなっているのが特徴といえるだろう。
女性の中にはグループで活動することを好む人も多いと言われているが、そのために興味がないことへの誘いも増えるのかもしれない。
■興味がないアイドルのライブに…
興味のないライブに付き合った20代女性は、「以前、友達がどうしても一緒に行きたいというので、全く興味のなかったアイドルのライブに付き合って行ったことがありました。私は普段から音楽には無関心なのですが、その友達から『行けば好きになるかもしれない』と言われて断れなかったんです」と当時を振り返る。
最終的に興味は持てなかったようで、「会場では盛り上がる周囲の雰囲気に圧倒されてしまい、私は楽しむことができませんでした。友達はとても楽しんでいたのでそれを見て自分も少しは満足しましたが、やっぱり自分の興味がないことに時間を取られるのはもったいないとも思ってしまったんです」と続けた。
■興味のない付き合いは断る
一方で興味のない誘いにはあまり付き合わない30代男性は、「私は付き合いで興味のないイベントに行くのは、正直、無駄だと思っています。そのために誘われても、自分が行きたいと感じない限りはきっぱりと断るようにしているんです。付き合いが悪いと思われているかもしれませんが、それでも構いません」と素直な気持ちを述べた。
会社の付き合いもあまり参加しないようで、「会社の飲み会とかも、よほど重要なものではない限り参加しないんです。家には家族が待っているので、まっすぐに帰るほうが私にとっては幸せなので…。自分が興味のあることに、時間もお金も使いたいものですね」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女652名