この状況では、残すの無理… 約8割が「食べたくない料理」にした対応
嫌いな料理を食べるのは、ストレスがかかる。しかし状況によっては、残せない場合もあるだろう。
おいしい料理を食べれば、楽しい気持ちになれるものだ。しかしときには、自分の好みに合わない料理も出される場合もあるだろう。そして残せるような状況ではない場合、無理して食べる人もいるようだ。
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■約8割「食べたくない料理を…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女652名を対象に「食事」に関する意識調査を実施したところ、全体で82.7%の人が「食べたくない料理を無理して食べた経験がある」と回答した。
家族、職場の関係者など、気を遣う相手との食事の場でよく見られる光景なのかもしれない。
■老若男女が経験
性年代別では、男女ともに10〜20代が一番高い割合になっている。立場が低い人のほうが、経験するのだろう。
しかしそれ以上の年代でも多くが8割前後の高い割合になっており、幅広い層が食事の場で気を遣っていることがわかる。
■会食で出された料理が
会社での集まりで食べたものが口に合わなかった30代男性は、「会社の会食で出された料理で、苦手なものが複数あったんです。しかし上司が近くにいるので、食事に対して愚痴を言えるような雰囲気ではありませんでした。さすがにこのような場で残すのはありえないので、我慢して食べましたが…」と当時を振り返る。
がんばって完食したそうだが、「無理して食べているので、おそらく楽しい表情はしていなかったと思います。周囲の人は『おいしいですね』と感動している様子なのですが、その気持ちをまったく共有できないのも悲しくて…。自分に好き嫌いが多いのが原因なので、仕方がないんですけどね」と続けた。
■料理の食材を説明されると…
Xでも、「食材の説明受けながら一品ずつ提供されると、嫌いなものも無理して食べざるを得なくなり、正直つらかった」と苦手なものを無理に食べたという投稿が。
しかし無理はよくないとの考えをしている人も多く、「嫌いなもの無理して食べるの、私は推奨しないよ」や「うちは子供たちに、嫌いなものを無理して食べなさいは言いませんでした」との意見も見られた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女652名